「UMIDIGI(ユミディジ) Uwatch 2S」睡眠測定の精度はどうか?|1ヶ月使った結果をレビュー!
突然ですが、皆さんは普段ぐっすり眠れていると感じますか??
ストレス社会と言われているこのご時世、なかなか普段寝付けない、朝スッキリ起きられないという方も多いのではないでしょうか?
実は、筆者自身も普段寝つきが悪く、ぐっすりねれないタイプです…
そんな筆者のように、寝付きが悪い、ぐっすり眠れた気がしないという方には、睡眠の測定をおすすめします。
なぜなら、睡眠の改善を行うためには、まずはご自身の睡眠の質を知ることがスタートだからです。
自分がどれだけ眠れているのかを知ることで、「よく寝れた日」と「眠れなかった日」の違いを知ることができ、睡眠の改善に繋げることができます。
筆者も睡眠改善のために、まずは自分の睡眠の質を知るところからスタートしました。
今回の記事では、「UMIDIGI Uwatch 2S」を使って1ヶ月間睡眠測定を行った筆者が、その結果をレビューします!
- 寝付きが悪い、ぐっすり寝れない…
- スマートウォッチの睡眠測定機能って実際どうなの?
- 「UMIDIGI Uwatch 2S」の睡眠測定機能について知りたい!
という方に、おすすめの記事です。
この記事を読み終えると、「UMIDIGI Uwatch 2S」の睡眠測定機能の実力と活用方法が分かり、ご自身の睡眠改善に役立てることができます。
ぜひ最後まで読んで頂けると幸いです。
今回ご紹介する商品「UMIDIGI Uwatch 2S」
価格は安いですが、活動量計、万歩計、心拍計といった基本的な機能は一通り搭載。
さらに、5気圧防水、最大15日間使用可能な省電力モデル。基本スペックも高いです。
UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定機能する方法
「UMIDIGI Uwatch 2S」にて睡眠測定を行うのはとても簡単。
以下の2ステップだけで、睡眠測定を行うことができます。
- 専用アプリ「Da Fit」をインストール
- 「UMIDIGI Uwatch 2S」をつけて寝る
一晩、「UMIDIGI Uwatch 2S」をつけて寝ると、翌朝には、以下のような計測結果を確認することができます。
専用アプリ「Da Fit」
UMIDIGI Uwatch 2Sにて睡眠測定を行うには、専用アプリ「Da Fit」が必要です。
以下よりダウンロードしてください。
Da Fit
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UMIDIGI Uwatch 2Sで睡眠測定機能について
では、UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定機能でどんな計測をしてくれるのでしょうか?
搭載されている機能をご紹介します。
睡眠比(深い眠りと浅い眠りの割合)
睡眠測定画面を開いて、まず真っ先に見ることのできるグラフがこちらです。
眠りについた時間、起きた時間の確認と、眠りの深さを確認することができます。
人間は、一般的に深い眠りと言われる「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」のサイクルを一晩で4〜5回繰り返します。
このグラフを見ることで、ノンレム睡眠とレム睡眠を適切な回数繰り返しているかどうか、ノンレム睡眠の時間が短くないかを確認できます。
繰り返しの回数が少なかったり、ノンレム睡眠の時間が短かったりすると、起きた時に眠りが浅いと感じるようです。
ノンレム睡眠、レム睡眠の割合を、円グラフで確認することもできます。
睡眠品質スコア
睡眠品質を、100点満点のスコアで表示してくれます。
上記の画像にも表示されていますが、「ピッツバークの睡眠尺度」という基準に従い、睡眠のスコアを決めているようです。
筆者もあまり詳しくはないですが…ピッツバークの睡眠尺度は、
就寝時間、起床時間、睡眠時間、夜中に目が覚めたか、日中の眠気…などを基準に点数化しているようです。
各種統計データ
直近7日間の睡眠データ
直近7日間の睡眠データを棒グラフで表示してくれます。
また、深い睡眠である「ノンレム睡眠」と、それ以外の睡眠を色分けしてくれます。
就寝時間統計
眠りについた時間と、その時間が同年代・同性別の人と比較して早いか、遅いかを表示してくれます。
ちょっとわかりづらいですが、上記の場合だと、「ユーザーの47%より早い就寝」と記載があるので、自分より遅く眠りについている人たちが、47%いるということになります。
起床時間統計
起きた時間についても、同年代・同性別の人と比較してくれます。
上記の場合は、「ユーザーの35%より早い起床」とあるので、比較的ゆっくり起きているということになりますね。
睡眠時間統計
トータルの睡眠時間についても、上記と同じように比較してくれます。
この画像の場合だと、「ユーザーの28%より少ない睡眠時間」とあるので、同年代の人よりも長く寝れた。ということになります。
恐らく、日本語に直訳しているので表現がわかりづらいですね…
海外製アプリにありがちですね(汗)
1週間の統計データ
画面上部の「週」タブを選択すると、1週間分の統計データを表示してくれます。
グラフ下の方にある丸を動かすと、それぞれの日の睡眠時間を表示してくれます。
1ヶ月の統計データ
同じく、画面上部の「月」タブを選択すると、1ヶ月分の統計データも出してくれます。
1ヶ月分の睡眠時間を棒グラフで表示してくれるので、睡眠の質が良かった日、悪かった日が一目でわかるので便利です。
UMIDIGI Uwatch 2Sで睡眠測定を行なった結果
では、UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定機能を1ヶ月間使った筆者が、実際に使ってみた結果と感触をご紹介します。
睡眠比(深い眠りと浅い眠りの割合)
ぐっすり眠れたと感じた日の結果
項目 | 結果 |
---|---|
就寝時間 | 22:08 |
起床時間 | 7:09 |
睡眠時間 | 9時間1分 |
深い眠りの時間 | 3時間6分 |
浅い眠りの時間 | 4時間50分 |
目の動きが早い時間 | 1時間5分 |
睡眠品質スコア | 100点 |
起きた時の感触 | ぐっすり寝れた!スッキリ起きれた! |
まずは、筆者が計測した1ヶ月間の中で、一番ぐっすり寝れたと感じた日の結果がこちらです。
平日でしたが、確かこの日は、仕事が忙しく、脳をフル活動していた日。でも、頑張った結果、結構大きめの仕事が一区切りし、一安心…という日です。
在宅で仕事をしていた日で、比較的早く仕事を終えられたので、お風呂にゆっくりつかって22:00には布団に入りました。
正直、これだけぐっすり寝れた日は近年稀にみるのでは…と感じるレベルでした。
朝起きた時もかなり爽快だったのを覚えています。
睡眠時間も9時間と充分確保でき、いわゆる「ノンレム睡眠」と呼ばれる深い眠りも3時間超えと、良い数値が出ています。
睡眠品質スコアも100点満点ですね。
その数値が、その日の朝、スッキリ起きれた!という感触をしっかりと裏付けてくれています。
UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定精度の高さを裏付ける結果だと実感しました。
また、この日はかつてないくらいスッキリ起きれた日ですが、それ以外の日でも数値が良い時は、「今日は調子がいいな!」と感じることが多いです。
スッキリ起きれなかった日の結果
項目 | 結果 |
---|---|
就寝時間 | 23:53 |
起床時間 | 7:41 |
睡眠時間 | 7時間48分 |
深い眠りの時間 | 37分 |
浅い眠りの時間 | 6時間37分 |
目の動きが早い時間 | 0時間34分 |
睡眠品質スコア | 88点 |
起きた時の感触 | もう少し寝ていたい…あと10分寝よう… |
では逆に、スッキリ起きれなかった日の結果がこちらです。
睡眠時間は7時間48分とそれなりの時間確保できていますが、朝起きた時の爽快感は全くなく、逆に「もう少し寝ていたい…」という感触が強い日でした。
実はこの前の日もぐっすり眠れておらず、「今日はちゃんと寝れるかな…」と不安になりながら布団に入ったことを記憶しています。
不安を感じながら寝たので、結果的にぐっすり眠れませんでした(汗)
平日だったので、正直コンディション最悪な2日間だったと記憶ています…
数値を見ると、深い眠りがわずか37分と、ノンレム睡眠をほぼ確保できていないことがわかりますね。
逆に浅い眠りが極端に長く、6時間37分という結果に。
うまく眠れていないことが数値として如実に現れています。
この結果を見ると、UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定は、睡眠の質が良い時でも悪い時でも、正しい結果を測定してくれると言えるでしょう。
また、この例はだいぶ極端な例ですが、日々使っていく中でも数値が悪い日は「なんかスッキリしない…」と感じることが多いです。
睡眠品質スコア
次に、睡眠品質スコアについてみていきます。
先ほどの睡眠比を確認した際に、ぐっすり寝れた日はスコアが良く、そうではない日は数値が低い結果がでましたが、日々計測していく中で、「あれ?」と思う日もあったのでご紹介です。
スッキリ起きれなかったのにスコアが良い…
項目 | 結果 |
---|---|
就寝時間 | 22:11 |
起床時間 | 6:50 |
睡眠時間 | 8時間39分 |
深い眠りの時間 | 58分 |
浅い眠りの時間 | 7時間8分 |
目の動きが早い時間 | 0時間33分 |
睡眠品質スコア | 94点 |
起きた時の感触 | 夜中に目が覚めて、そのままあまり寝れなかった…もうちょっと寝たいけれど起きないと… |
この日は、土曜日でしたが、夜中にうっすらと目が覚めてしまい、その後寝られなくなってしまった日です。
その結果が数値にもはっきりと現れており、グラフの後半半分は全て浅い眠りの時間として記録されています。
でも、睡眠品質スコアを見ると…なんと94点!?
これをみた時、「え?え?嘘でしょ??」と感じたことを覚えています(汗)
恐らく、睡眠時間が長い点と、目の動きが早い時間が短いので、睡眠の質は良いと判定されたのでしょうが…
それにしても、実際起きた時の感触との乖離が激しいと感じました。
もちろん、ぐっすり寝れた日に100点!と出るのは嬉しいですが、あまりスッキリしない日に高めの数値が出るのは、少々腑に落ちないですね。
睡眠品質スコアは比較的高めに出る傾向があると思います。あまりこの数値を信用しない方が良いかもしれません。
つけ心地について
最後につけ心地についてもお伝えできればと思います。
どれだけ睡眠測定の精度が高くても、日々装着して寝るのが苦痛だと、あまり意味がないですからね。
結論、寝ている間のつけ心地は「悪くない」というのが筆者の感触です。
文字盤も比較的コンパクトなサイズなので邪魔にならないですし、やや緩めに装着しておけば、圧迫感もさほどないです。
また、外れない程度の緩さで装着しても、睡眠測定精度への影響はありませんでした。
ただ、とは言ってもバンド型の「装着していない感」には勝てないと思います。
つけ心地を徹底的にこだわりたい、とにかくつけていることを気にせず眠りたいという方は、バンド型のスマートウォッチをおすすめします。
UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定まとめ
いかがでしたでしょうか?
筆者自身、UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定機能を使ってみて、レム睡眠、ノンレム睡眠の計測精度はかなり高いと感じました。
他の機能で、ちょっとイマイチだなと思う部分もありましたが、ちゃんと使い方を工夫すれば活躍してくれると感じます。
充分おすすめできるレベルだと思いますので、購入を悩まれている方はぜひ購入頂くのが良いと思います。
最後に、UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定機能の良かった点、悪かった点をまとめます
購入時の参考にしていただければ幸いです。
良かった点
- 「睡眠の深さ」については信頼できる。これだけでも充分使う価値あり!
いまいちだった点
- 「睡眠品質スコア」はあまり当てにならない。「え、この数値本当に合ってる??」と感じてしまう。
- 海外製アプリのため、日本語がわかりづらい部分がある。
今回ご紹介した商品「UMIDIGI Uwatch 2S」
価格は安いですが、活動量計、万歩計、心拍計といった基本的な機能は一通り搭載。
さらに、5気圧防水、最大15日間使用可能な省電力モデル。基本スペックも高いです。