「UMIDIGI(ユミディジ) Uwatch 2S」レビュー|2,000円台で買えるスマートウォッチの実力は?
「2,000円台で買えるスマートウォッチ」と聞くと、本当に大丈夫?と心配になる方もお見えではないでしょうか?
実は筆者もそう感じていました。
機能が足りないのでは…?性能が悪いのでは…?と疑いつつ、「UMIDIGI Uwatch 2S」を購入しました。
実際購入して利用した筆者ですが、値段相応の「機能の荒さ」はありますが、使い方を工夫すれば充分に使えるスマートウォッチだと感じています!
今回の記事では、
- とにかく安いスマートウォッチが欲しい!!
- でも、安いスマートウォッチって大丈夫なのかな?
- 「UMIDIGI Uwatch 2S」って実際どうよ??
という方向けに、UMIDIGI(ユミディジ)社の「Uwatch 2S」についてレビューしていきたいと思います。
- 1. 今回ご紹介する商品「UMIDIGI Uwatch 2S」
- 2. UMIDIGI Uwatch 2Sの「デザイン」について
- 3. UMIDIGI Uwatch 2Sの「重量」と「つけ心地」はどうか?
- 4. UMIDIGI Uwatch 2Sの「付属品」は?
- 5. UMIDIGI Uwatch 2Sの「画面メニュー」
- 6. 専用アプリ「Da Fit」について
- 7. UMIDIGI Uwatch 2Sの「充電方法」と「充電時間」
- 8. UMIDIGI Uwatch 2Sの「バッテリーの持ち時間」はどうか?
- 9. UMIDIGI Uwatch 2Sの「防水性能」について
- 10. UMIDIGI Uwatch 2Sの機能について
- 11. UMIDIGI Uwatch 2Sのレビューまとめ
- 12. 今回ご紹介した商品「UMIDIGI Uwatch 2S」
今回ご紹介する商品「UMIDIGI Uwatch 2S」
価格は安いですが、活動量計、万歩計、心拍計といった基本的な機能は一通り搭載。
さらに、5気圧防水、最大15日間使用可能な省電力モデル。基本スペックも高いです。
UMIDIGI Uwatch 2Sの「デザイン」について
外箱
お…意外と外箱がしっかりしている。
これ本当に2,000円台のスマートウォッチなのか?
まず、商品が到着して、筆者が真っ先に感じたのがこれでした。
想定以上の重厚感のある外箱です。これは期待できるかもしれません。
本体
本体のデザインは余計な飾りがなくてシンプル。
かつ丸みを帯びたフォルムで可愛らしさを感じるデザインです。
今回はブラックを選びましたが、他の色(ホワイトやローズゴールド)であれば、女性の方でも充分使ってもらえるデザインだと感じました。
文字盤もとても見やすく、個人的には結構好きなデザインです。
装着したイメージ
筆者は男性の中では腕が細い方なので、装着するとスマートウォッチの存在感がやや強い印象。
ですが、気になるレベルではありません。
男性の方であれば、違和感なく装着できるサイズ感だと思います。
女性の方は、ややスマートウォッチの存在感を感じるかもしれないな…と思います。
UMIDIGI Uwatch 2Sの「重量」と「つけ心地」はどうか?
重量を測ってみたところ、41.5gという結果でした。
Amazon等のサイトに記載されている重量は25gとなっていますが、実際はもう少し重いようです。
ただ、それでも軽量であることには変わらず、普段、生活する中でつけている分には、違和感は全く感じないです。
軽くて、つけ心地のよいスマートウォッチだと思います。
普段使っていて「重い」と感じることはなかったです。
普通の時計をつけているのと全く同じ感覚です。
ただ、フェイスがやや大きいため、睡眠計測のために、夜間つけっぱなしにしていると少し違和感を感じるかもしれません。
もし、寝ている時の違和感を極限まで削りたい方は、バンド型のスマートウォッチの方が良いかも…です。
UMIDIGI Uwatch 2Sの「付属品」は?
付属品は、本体、充電ケーブル、マニュアル、Thanksカードの4点です。
Uwatch 2S専用の充電ケーブルなので、これをなくしたら充電できなくなってしまいます(涙)
大抵のスマートウォッチは、専用の充電ケーブルなのでこれは仕方ないかなと思います。
Thanksカードも入っていますが、何かあったらここに連絡してねー、SNSフォローしてねー、という内容。
(残念ながらクーポンの類ではなかったです)
マニュアルはちゃんと日本語にも対応されています。
これはありがたいですね。
UMIDIGI Uwatch 2Sの「画面メニュー」
デフォルトのメインメニューはこちら。デジタル表示の時計が見やすく好印象です。
必要な表示がコンパクトにまとまってますね。
メインメニューの文字盤デザインは専用アプリから変更が可能です。
搭載されているメニューは以下の18点です。
メニュー名 | 内容 |
---|---|
運動 | スポーツモードへの切り替え |
心拍測定 | 心拍数の計測 |
メッセージ | 通知メッセージの確認 |
天気 | 天気の確認 |
カメラ制御 | Bluetooth接続されているスマホのカメラを制御 |
音楽 | Bluetooth接続されているスマホの音楽を制御 |
ストップ | ストップウォッチ機能 |
スタイル |
メインメニューのデザインを変更 (ダウンロードされているデザインのみ選択可能です) |
端末を探す | Bluetooth接続されているスマホを鳴らす |
その他 | 各種設定 |
実際のメニュー写真がこちら。
▲ 上下にフリックすると、メニューが表示されます。
▲ とても多くのメニューが搭載されていますね。
▲ 簡単な設定であれば、スマートウォッチ内でも行うことが可能です。
▲ 左右にフリックすると、その日の運動量を確認することもできます。
▲ ステップ数や消費カロリーも確認できます。
▲ さらに左右フリックすると、前日の睡眠計測結果も見ることが可能です。
触ってみた感想ですが、フリックはスムーズに動きますが、タップは的を定めるのがやや難しい…
特に、「スタイル」メニュー内で文字盤デザインを変更する際のボタンが超押しづらいです。。
文字盤デザインはアプリからの変更がおすすめです。
専用アプリ「Da Fit」について
Da Fit
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「UMIDIGI Uwatch 2S」の設定や計測結果の確認は、専用アプリ「Da Fit」にて行います。
本体でもある程度の設定・情報確認はできますが、「Da Fit」の方がより細かな設定を行なったり、計測結果を確認することができます。
「UMIDIGI Uwatch 2S」をお使いの方は、必ずインストールしましょう!
「UMIDIGI Uwatch 2S」とアプリを連携すると、上記のような画面が表示されます。
とても多くの設定を行うことができますよ。
主な設定メニュー
メニュー | 内容 |
---|---|
計測結果の確認 | その日の歩数、睡眠計測結果、トレーニングデータ等を確認できます |
メイン画面 |
「UMIDIGI Uwatch 2S」の文字盤デザインを変更します 新たにデザインをダウンロードすることも可能です |
通知 | 「UMIDIGI Uwatch 2S」に通知させる内容を設定します |
目覚まし時計 | 目覚ましの設定を行います。最大3件まで登録可能です。 |
遠隔撮影 | 「UMIDIGI Uwatch 2S」でカメラ操作を行うモードに変更します |
音楽 | Bluetooth接続されているスマホの音楽を制御 |
プロフィール設定 | 年齢、性別、身長、体重、歩幅の設定を行います |
目標設定 |
1日の歩数目標を設定します。 最初は8,000歩で設定されています。 |
UMIDIGI Uwatch 2Sの「充電方法」と「充電時間」
充電方法
充電は専用ケーブルで行います。
マグネット式になっているので、近づけるだけで自動で「ぱちっ」と接着してくれて便利です。
ただし、向きを間違えると装着できないのでご注意を!
筆者はよく向きを間違えて「あ、つかない」となることが多いです(汗)
慣れるのに少し時間がいるかもしれません。
充電時間
充電時間はすごく早いです。
0%の状態から、フル充電するのに、約2時間〜3時間もあれば充電されてしまいます。
80%〜90%からの充電であれば、ちょっとした隙間時間に充電するだけで満タンにしてくれます。
睡眠計測に使う場合は、夜間充電ができないので、ちょっとした空き時間の充電で事足りるのはありがたいですね。
筆者は睡眠計測に使っているので、ちょっとした空き時間で充電しています。
「あれ、もう充電されてる…!」と感じることが多いです。
UMIDIGI Uwatch 2Sの「バッテリーの持ち時間」はどうか?
結論、バッテリーの持ちは「使い方次第」だと感じます。
購入時から何も設定を変えずに使うと、2週間近くバッテリーが持ちましたが、設定を変更するに従い、バッテリー持ちが悪くなっていきました。
その中でも特に致命的だったのが「その他通知」設定。
「その他通知」設定をONにすると、スマートフォン側の全ての通知を、スマートウォッチに伝えてしまうので、ひっきりなしに通知が来て、バッテリーを消費してしまうようです。
「その他通知」をONにしたところ、今まで2週間持ったバッテリーが、1週間弱でなくなりました…
スマートウォッチのバッテリー持ちは、ディスプレイの表示がONになっている時間が長ければ長いほど悪くなります。
連続して通知がくると、都度ディスプレイが表示されてしまい、バッテリーを消費してしまうので、注意が必要です。
筆者は「その他通知」設定をOFFにしています。
着信やLINEの通知だけで充分という方は、OFFにしておいた方が良いと思います!
UMIDIGI Uwatch 2Sの「防水性能」について
UMIDIGI Uwatch 2Sは、「5気圧防水」という防水等級です。
※ 5気圧防水は、洗い物等の水仕事に耐えられるレベルと言われています。
では、実際どの程度耐えられるのか、、試してみました。
正直、ビクビクしながら検証しましたw
まずは、5秒間ほど、流水に晒します…
すると…浸している間、なぜか不思議な安心感がありました。
どうやら、本体部分が水を弾いてくれているようです。
浸水している感じは全くありませんでした。
流水を止めるとこんな感じです。
撮影の間、わずか数十秒でしたが、本体部分に水滴が全くついていないです。
浸水させない密閉性と、水を弾く構造になっているようですね。
これなら、ちょっとした水仕事程度であれば、全く問題なさそうです。
ちなみに、その後も使い続けていますが、問題なく使えてますよ〜
故障や不具合も全くありません!
UMIDIGI Uwatch 2Sの機能について
通知機能
UMIDIGI Uwatch 2Sには、スマートフォンの通知を受け取る機能があります。
が、筆者は、UMIDIGI Uwatch 2Sの通知機能は、正直微妙だと感じております…
専用アプリ「Da Fit」の設定画面で、どのアプリの通知をONにするかを設定することが出来ますが、個別設定できるアプリはだいぶ限られています。
▼ 個別で通知できるアプリ
- 電話
- メッセージ(SMS)
- Skype
- LINE
- KakaoTalk
上記以外のアプリからの通知を受け取るには、「その他」をONにする必要があります。
この、「その他」設定をONにしてしまうと、スマホに届いた全ての通知が届いてしまうので、ひっきりなしに、スマートウォッチがブーブー鳴ってしまうのです。
筆者は仕事でSlackというチャットアプリを使っているのですが…
Slack通知を受け取るためには、その他全ての通知を受け取らないといけなくなります…(涙)
そして、ひっきりなしにスマートウォッチが鳴ってしまうので、電池の減りも早くなってしまうのです。
さらに辛かったのが、「Google Map」でナビ機能を使った時。
「その他」通知をONにしてGoogle Mapのナビを使うと、なぜか一秒に1回、スマートウォッチに通知が来てしまうのです。
(もしかしたら筆者が使っているスマホとの相性が悪いのかもしれませんが…)
これはいかん。と思い、筆者はその他通知をOFFにしています。
着信やLINEの通知だけ受け取る分には問題ありませんが、それ以外のアプリからの通知は、受け取らない方が良いと思います…
睡眠測定
実は、筆者はかなり眠りが浅いです。
「なかなか寝付けない…」「朝スッキリ起きられない…」そんな悩みを抱えている方、筆者以外にもいるのではないでしょうか?
そんな方に、睡眠測定の機能はおすすめです。
自分がどれだけ眠れているか知れると心理的に随分楽ですし、寝れた日、寝れなかった日の生活を比較して、対策を打つこともできます。
筆者自身、この睡眠計測機能を使うようになり、心理的に随分楽になりましたよ。
最近はこの数値を見るのが楽しみになってます。
UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定では、以下の項目を測定してくれます。
▼ 測定項目
- 合計睡眠時間
- 睡眠グラフ
- 睡眠比
- 睡眠品質スコア
筆者は約1ヶ月間測定しましたが、「今日はよく寝れた!」という日は、良い数値が出ますし、「なんかスッキリしないな…」という日は、数値が悪いです。
UMIDIGI Uwatch 2Sの睡眠測定機能は意外と優秀だと思いますよ。
※ 睡眠測定機能について、もっと深く知りたいという方は以下の記事をご参照ください。
ウォーキング
筆者は職業柄、普段パソコンを触っている時間が長く、運動不足になりがちなので、よく家の近くのウォーキングコース(約1.7km)を歩いています。
ウォーキングしていると、多くの人とすれ違いますね〜
最近は運動不足解消のために、ウォーキングしている人が増えたように感じます。
普段歩いているルートを、UMIDIGI Uwatch 2Sをつけてウォーキングして、結果を測定してみました。
その結果がこちらです。
1回のウォーキングで、測定してくれる項目は以下の通りです。
- 平均心拍数
- 合計時間
- 合計歩数
- 平均走行距離
- 総消費量(カロリー)
- スピード(時速)
- ペース(1Km歩くのに必要な時間)
- 心拍数データ解析
結構多くの項目を測定してくれていますね。
人によって見るべき項目は違うと思いますが、これだけの項目を測定してくれるのであれば、色々と使い道は多そうです。
筆者は「心拍数のグラフ」が、後半にかけて上がっていないか?無理なく歩けているか。をよく見ますよ。
※ ウォーキング測定機能について、もっと深く知りたいという方は以下の記事をご参照ください。
心拍測定
心拍数を測定してくれる機能です。
もちろん、ウォーキング等の運動中にも心拍数を計測してくれますが、この機能は、今現在の心拍数を計測したいという時に使う機能です。
▼ 測定項目
- 心拍数
- 直近7回の計測結果
運動中にも心拍計測はしてくれるので、この機能単体ではあまり使わないかもしれません。
実は筆者も、この機能はほとんど使っていません(汗)
激しいスポーツをされる方であれば、運動後に自分の心拍がどこまで落ち着いたか…といった使い方ができるかもしれませんね。
カメラ制御
スマホのカメラを、UMIDIGI Uwatch 2Sにてシャッターを切って撮影する機能です。
旅先や観光スポットで活用できる機能ですね。
利用するためには、事前に専用アプリDa Fitを起動して、遠隔撮影モードにしておく必要があります。
専用アプリDa Fit内のメインメニューに「遠隔撮影」というメニューがあるのでタップすると、スマホが撮影画面になります。
スマホ側が撮影画面になると、スマートウォッチ側の「カメラ制御」メニューから、タップして撮影ができます。
タップ後、3秒で撮影が行われます。
筆者は、家族旅行に行った時にこの機能をフル活用しました~
音楽再生
音楽の再生、一時停止、曲送り、曲戻しを行ってくれる機能です。
わざわざスマホを取り出さなくても音楽の制御ができるのでとても便利です。
ただし、事前に何かしらの音楽アプリを起動しておかないと制御は出来ないので、ご注意ください。
電車移動の際、わざわざスマホを出さなくても次の曲に送ることができるので便利ですよ〜
端末を探す
誰もが、「あれ、自分のスマホどこいった…」という経験、あるのではないでしょうか?
そんな時に役に立つのがこの「端末を探す」機能。
UNIDIGI Uwatch 2S側にて、ボタンタップするだけで、スマホを鳴動させることができるのでとても便利です。
ただ、結構な大音量で鳴りますので…
小さなお子さんは、びっくりして軽く泣いてしまうレベルの音量です(汗)
小さなお子さんがお見えのご家庭は、注意してご利用ください。
筆者も、家の中で「あれ?スマホどこいった…」とよくなるので、重宝している機能です。
UMIDIGI Uwatch 2Sのレビューまとめ
価格が安く、必要な機能が一通り揃っている印象の「UMIDIGI Uwatch 2S」
価格相応の機能の荒さはありつつも、使い方を工夫することで、普段使いとして充分使えるスマートウォッチだと感じました。
最後に、UMIDIGI Uwatch 2Sの良かった点、悪かった点をまとめますので、参考にしてください。
良かった点
- 睡眠計測の精度が良い
- 電池の持ちが良い(ただし、使い方次第では悪くなる)
- フル充電までの時間が早く、夜間の充電が不要。睡眠計測に使える
- 多少水に濡れても問題なく使える
悪かった点
- 主要な通知以外は全て「その他」で設定。すると、ほぼ全ての通知が届いてしまう。
- 「その他」通知をONにして、GoogleMapでナビをすると、1秒に1回通知が来る(涙)
- 「その他」通知をONにすると、電池の減りが早い
今回ご紹介した商品「UMIDIGI Uwatch 2S」
価格は安いですが、活動量計、万歩計、心拍計といった基本的な機能は一通り搭載。
さらに、5気圧防水、最大15日間使用可能な省電力モデル。基本スペックも高いです。