「SOUNDPEATS（サウンドピーツ） Watch 1」の使い方をレビュー｜スポーツウォッチとしては優秀なスマートウォッチ。気になる機能をご紹介！

2021年3月24日SOUNDPEATS Watch 1, スマートウォッチ, 商品レビュー

ワイヤレスイヤホンで有名なSOUNDPEATS社が製造するスマートウォッチ「Watch 1」

Amazonや楽天などでも、多くの製品を販売しているメーカー品なので、「良い品だろう」と期待したいところですよね。

それなりに有名なメーカーの品なので、筆者も期待をしながら購入しました。

実際に購入して使ってみると、デザイン性が高く、特定のスポーツでは活用出来そうだと感じるものの、細かな機能面での荒さが目立つ機種だなと感じました。

そこで今回の記事は、

という方向けに、SOUNDPEATS（サウンドピーツ）社の「Watch 1」を実際に購入して使用した筆者が、その機能と精度についてレビューしていきたいと思います。

この記事を読み終えると、「SOUNDPEATS Watch 1」の機能や精度、使いどころを把握することができますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

筆者について

スマートウォッチを愛してやまない40代。昨年1年間に試したスマートウォッチは20機種以上。スマートウォッチの魅力を徹底的に追い続けている。

今回ご紹介する商品「SOUNDPEATS Watch 1」

SOUNDPEATS Watch 1

ワイヤレスイヤホンで有名なメーカー「SOUNDPEATS」社が製造するスマートウォッチ。
スポーツ関連機能が豊富で、ウォーキングやランニング、スイミングや登山で使用できます。
IP68防水でバッテリー持続時間も長いので、スポーツウォッチとして使いたい方におすすめです。

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SOUNDPEATS Watch 1の「デザイン」について

外箱

では、まずは外箱のデザインからみていきましょう。

上部にはSOUNDPEATS社のロゴが入っており、下部に製品名である「Watch 1」の文字。

シンプルでセンスのいいデザインだなと感じます。

個人的に、シンプルなデザインは好きなので、好感が持てます。

裏返してみるとこんな感じです。会社の住所が記載されていますね。

中国の住所が記載されていますので、中国メーカーだということがわかります。

左上と下の部分にやや箱のつぶれがありますが、気になるレベルではなかったです。

外箱横は、ファッショナブルな男性の写真デザインになっています。

外箱を見る限りでは、デザインのセンスは良いと感じました。

外箱を開けた写真がこちらです。

中の箱はブラック一色でデザインされており、やや重厚感を感じますね。

本体

カラーバリエーションはブラック一色のみ。フェイスが大きめなので、どちらかというと男性向けのデザインなのかなと感じます。

ちなみにまだシールを剥がしていない状態ですが、実際の画面デザインもこんな感じです。

装着したイメージ

シールを剥がし、装着したイメージがこちらです。

フェイスが大きいので、スマートウォッチの存在感を感じますが、装着していて邪魔になるレベルではないと感じます。

ちなみに筆者は男性の中では腕が細い方なので、より存在感を感じます。

一般の男性の方であれば、もっとフィットするのではないかと思います。

ただ、女性の方はややスマートウォッチの存在感を感じるかもしれないな…と思います。

SOUNDPEATS Watch 1の「重さ」について

重量を測ってみたところ「36.4g」という結果に。

バンド型のスマートウォッチだと、20g台のものもあるので、そこと比較するとやや重いですが、装着していて苦になるようなレベルではないと思います。

SOUNDPEATS Watch 1の「つけ心地」はどうか？

フェイスが大きめで、重量もやや重めではありますが、普段つけて生活する中で違和感を感じることはないと思います。

が、睡眠測定のために、夜つけたまま寝ていると、少し邪魔だな…と感じるかもしれないです。

筆者は睡眠測定を行うので、夜つけたまま寝ますが…

一度だけ、気になってしまい外してしまったことがあります（涙）

もし、寝ている時の違和感を無くしたい方は、バンド型のスマートウォッチの方が良いかもしれません。

SOUNDPEATS Watch 1の「付属品」は？

付属品は、「本体」「充電ケーブル」「操作マニュアル」「サンクスカード」の4点です。

充電ケーブルはWatch 1の専用充電ケーブルとなっているので、無くさないように注意してくださいね。

サンクスカードの裏面には「40%OFF」の表記があります。

が、なにやらメールを送って問い合わせてねという説明が…そして送り先はgmailという怪しさ満点の説明…

40%OFFは魅力的かもしれませんが、ここは送らない方が賢明かと思います。

筆者も怖くて送ってないです（笑）

マニュアルはちゃんと日本語にも対応されているので安心ですね。

SOUNDPEATS Watch 1の「文字盤デザイン」と「画面メニュー」

デフォルトのメインメニューはこちら。シンプルなデジタル時計が表示されています。

無駄な情報は排除することでデザイン性を高めています。

上下左右にフリックすると、各種メニューが表示されます。

搭載されているメニューは以下の通りです。

実際のメニュー写真がこちらです。

▲ 下にフリックすると、メニューが表示されます。

▲ ちょっとした配置の工夫からも、デザイン性の高さを感じます。

▲ 画面が大きいのでとても見やすく、タップもしやすいです。

▲ 左にフリックすると、深呼吸サポートの機能が表示されます。

▲ フリックするだけで天気を確認することもできます。

▲ さらに左フリックすると睡眠測定が表示されます。

▲ 心拍計も表示。わざわざメニューを開かなくてもフリックだけで表示できるのは良いですね。

▲ 歩数計も左右フリックだけで表示できます。

触ってみた感触、画面が大きいのでとても見やすく、ボタンも押しやすい点がGOODです。

さらに、よく使う機能がフリックだけで表示される点も使いやすいと感じました。

専用アプリ「SOUNDPEATS SPORTS」について

SOUNDPEATS SPORTS

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「SOUNDPEATS Watch 1」の設定や計測結果の確認は、専用アプリ「SOUNDPEATS SPORTS」にて行います。

本体では設定ができない項目が、アプリにはたくさんあります。

また、スポーツや睡眠の計測結果も、より細かく確認することができますので、インストールすることをおすすめします。

「SOUNDPEATS Watch 1」を専用アプリと連携すると、上記のような画面が表示されます。

とても多くの設定を行うことができますよ。

主な設定メニュー

SOUNDPEATS Watch 1の「充電方法」と「充電時間」

充電方法

充電は専用のケーブルで行います。
このケーブルがないと充電ができないので、無くさないように気をつけてください。

マグネット式になっているので、近づけるだけで自動で「ぱちっ」と接着してくれて便利です。

充電時間

「SOUNDPEATS Watch 1」充電時間はとても早いです。

0%の状態から、約2時間ほどでフル充電できます。

睡眠計測に使いたい方は、夜間充電ができないので、ちょっとした空き時間で充電しておくだけで十分だと思います。

筆者は睡眠計測に使っているので、ちょっとした空き時間で充電しています。

10分くらい充電すると「あれ、もう満タンだ…！」と感じることが多いです。

SOUNDPEATS Watch 1の「バッテリーの持ち時間」はどうか？

結論、SOUNDPEATS Watch 1のバッテリー持ちは「とても良い」です。

使い方にも影響されますが、特段なにも意識せずに使っていると、1日10%も減らないレベル。

特に充電しなくても、1〜1.5週間は使い続けることができます。

さらに、バッテリーの持ち時間を減らすためのコツとして、通知回数を減らすことが挙げられます。

スマートウォッチは、通知の量が増えると点灯時間が増えてしまい、バッテリー消費が早くなります。

必要ない通知をOFFにすることで、バッテリーの持ちを長くすることができるので、試してみてください。

SOUNDPEATS Watch 1の「防水性能」について

SOUNDPEATS Watch 1は「IP68」という、スマートウォッチの中では最も高い防水等級です。

IP68等級は長時間水没しても浸水しないレベルです。お風呂やプールで使用することもできるので、スイミング等のスポーツで活用したい！という方にとっては必須の等級です。

SOUNDPEATS Watch 1の「通知機能」について

SOUNDPEATS Watch 1の通知機能は、結構細かい設定ができる点がGOODです。

通知設定は、専用アプリ「SOUNDPEATS SPORTS」内の上記メニューから行うことができます。

「着信通知」メニューから、着信があった際にスマートウォッチ側で通知させるかどうかを設定できます。

また、「他のSNS通知」メニューから、アプリの通知を個別で設定することもできます。

個別設定できるアプリがとても多く、筆者の環境では合計21種類。

正直、聞いたこともないようなアプリもありますが…個別設定できるアプリの種類が多いのはありがたいです。

▼ 個別で通知できるアプリ

SOUNDPEATS Watch 1の「睡眠測定機能」について

ストレス社会と言われている現代、「眠りが浅い」「なかなか寝付けない」という悩みを持った方、多いのではないでしょうか？

実は、筆者はかなり眠りが浅いです。

そんな方は、スマートウォッチを使った睡眠測定はおすすめです。

ご自身の眠りの浅さや深さを知るだけで気持ち的にずいぶん楽ですし、睡眠測定結果を元に、対策を打つこともできます。

ただ、SOUNDPEATS Watch 1の睡眠測定は機能が弱くて微妙だと感じます。

最初、測定結果を見て感じたのが「とにかく測定項目が少ない…」という点です。

レム睡眠、ノンレム睡眠のグラフと時間、簡単な睡眠分析のみの表示となっています。

睡眠測定のためにスマートウォッチを使っている筆者にとっては、かなり物足りない機能です…

そして、ノンレム睡眠の時間が極端に長かったり、22時以降に寝ると分析結果が必ず「寝るのが遅い」と表示されたり、精度という点でも正直あまり信頼できるものではないと感じました。

睡眠測定のためにスマートウォッチを購入したいという方は、別の機種を選択した方が良いでしょう。

SOUNDPEATS Watch 1の「ウォーキング測定機能」について

最近ではウォーキングを日課にする方も多いのではないでしょうか？

筆者自身も、健康管理のために自宅近辺のコースをよく歩きます。

スマートウォッチには、日々のウォーキングを計測し、記録してくれる機能が備わっているのでとても便利です。

筆者が普段歩いているルートを、SOUNDPEATS Watch 1をつけてウォーキングして、結果を測定してみました。

その結果がこちらです。

歩いたルートや距離、時間、消費カロリー等、多くの項目が表示されていますね。

ただ、歩いたルートをよーく見るとわかるのですが…なにやら道無き道を歩いてしまっています。

どうやらGPSの精度はあまり高くないようで、歩いたルートが実際のルートとずれて表示されています。

「詳細」タブを開くと、より細かい測定項目が表示されます。

SOUNDPEATS Watch 1の測定項目は、他のスマートウォッチと比較してかなり多いと感じます。

さらに、「ダッシュ」タブを選択すると、スピード、心拍、標高のグラフが表示されます。

とても見やすく表示されるのですが、ここで筆者が注目したいのが「標高」部分。

他のスマートウォッチでも標高表示してくれるものはあるものの精度が低いものが多いのですが、SOUNDPEATS Watch 1は標高を正確に測定してくれています。

この日はウォーキング中に小高い山に登りましたが、ちゃんと標高が測定されています。

登山をされる方にとっても良い機能ですね！

測定してくれる項目は以下の通りです。

SOUNDPEATS Watch 1の「心拍測定機能」について

SOUNDPEATS Watch 1には、常時心拍を測定してくれる機能が存在しています。

その機能を使って、測定した結果が以下です。

平均、最大、最小の心拍数が表示されています。

ただ、どうやらこの心拍測定結果、1日経つとデータがかなり消えてしまうようです。

上記は、丸一日スマートウォッチを装着していた日なのですが、数日後に見ると8:50〜10:00の測定結果しか残っていません。

どこかにデータを残す設定があるのかと思い探しましたが、特に見当たりませんでした…

SOUNDPEATS Watch 1の心拍測定は、正直あまり期待しない方が良いと思います…

▼ 測定項目

SOUNDPEATS Watch 1の「カメラ制御機能」について

なんと！SOUNDPEATS Watch 1には「カメラ制御機能」が存在していないようです…

スマートウォッチからの遠隔撮影は、旅行等で活用できる機能なので残念ですね。

筆者もよく家族旅行で活用する機能なので、とても残念です。。

SOUNDPEATS Watch 1の「音楽再生機能」について

SOUNDPEATS Watch 1には、音楽の再生、停止、曲送り、曲戻しを行う機能が備わっています。

わざわざスマホを取り出さなくても音楽の制御ができるのでとても便利ですね。

ただ、一番最初の再生だけは、スマートフォン側から行う必要があります。

事前に何かしらの音楽アプリから音楽を再生後、スマートウォッチ側からコントロールができるようになりますので注意してください。

電車移動の際、わざわざスマホを出さなくても次の曲に送ることができるので便利ですね

SOUNDPEATS Watch 1の「端末を探す機能」について

家の中で「あれ？スマホどこいった？？」という経験、誰しもがあるのではないでしょうか？

そんな時に便利なのが「端末を探す機能」

SOUNDPEATS Watch 1にも存在しているので、試してみました。

まずは、本体側のメニュー「その他」から「端末を探す」を選択します。

すると、上記のような画面になります。

いきなり「着信中止」と表示されるので、「ん？」と思いますが、端末を探すメニューを開いたタイミングではスマホの鳴動がOFFになるので、このような表記になっているようです。

画面をタップすると、上記のような画面に切り替わり、スマホ側が鳴動し始めます。

これで、スマートフォンがどこにあるのかがわかります。

ただ、1点残念な点が…スマートフォン側がマナーモードになっていると、特に音は出ず、バイブレーションでの鳴動のみとなります。

音がならないと、正直どこにあるのか…わかりにくいです。

正直、マナーモードだったとしても、利用者が明示的にスマートフォンの位置を探そうとしているのであれば、音が出て欲しいところではありますね。

SOUNDPEATS Watch 1のレビューまとめ

今回、SOUNDPEATS社の「Watch 1」をレビューを行いましたが、いかがでしたでしょうか？

ワイヤレスイヤホンの製造メーカーとして有名な「SOUNDPEATS」社が販売するスマートウォッチなので、かなり期待して購入しましたが、睡眠測定等の基本的な機能がやや不足しており、正直やや期待外れだったと言わざるを得ないかもしれません。

メーカーとしても、ワイヤレスイヤホンの製造に力を入れている分だけ、スマートウォッチにはそこまで力を注げていないのかもしれませんね。

ただ、スポーツ関連の機能は豊富で、精度も悪くありませんでした。
特に、格安モデルのスマートウォッチで、標高をここまで正確に表示してくれるスマートウォッチは他にないのでは？と感じました。

登山を行われる方にとっては良いスマートウォッチだと思います。

どんなスマートウォッチでも、得意な機能と不得意な機能があるので、得意不得意をうまく見極めた上で購入することがとても大事だと実感させられるスマートウォッチだったと感じます。

最後に、SOUNDPEATS Watch 1の良かった点、悪かった点をまとめますので、参考にしてください。

良かった点

• センスの良いデザイン。画面も大きくてみやすい
• スポーツ関連の測定機能が豊富。
• 「標高」を測定してくれる。格安モデルではほぼ対応していないので貴重。

悪かった点

• カメラ制御機能が存在しない。
• 睡眠測定、心拍測定機能が弱い。
• 「スマホを探す」時に、マナーモードになっていると音が出ない。

今回ご紹介した商品「SOUNDPEATS Watch 1」

SOUNDPEATS Watch 1

ワイヤレスイヤホンで有名なメーカー「SOUNDPEATS」社が製造するスマートウォッチ。
スポーツ関連機能が豊富で、ウォーキングやランニング、スイミングや登山で使用できます。
IP68防水でバッテリー持続時間も長いので、スポーツウォッチとして使いたい方におすすめです。

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SOUNDPEATS Watch 1, スマートウォッチ, 商品レビュー

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