南アフリカのおすすめ赤ワイン18選｜掘り出し物が沢山！良質なワインを厳選してご紹介

2022年4月30日おすすめ記事, 南アフリカ, 比較, 赤ワイン

アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカ。野生味溢れるイメージが強いかもしれませんが、産業が発達しており、ワインの生産も活発で、ワインの生産量はなんと世界で第8位という多さです。

そんな南アフリカのワインですが、赤ワインだけでも多種多様なワインが販売されており、どんなワインを選べば良いのか、迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、

をご紹介します。

この記事を読めば、ご自身にあった南アフリカの赤ワインを見つけることができるとおもいます。是非、最後まで記事を読み進めていただけると幸いです。

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南アフリカワインの特徴

元々、南アフリカは大自然に囲まれ、気候も安定しており、ワイン製造に適した土地でした。ただ、これまで本格的なワイン製造は行われていませんでした。が、1994年のアパルトヘイトの終焉、民主政権の誕生を機に、近代的なワインが本格的に造られるようになりました。

その後の南アフリカワインの成長は著しく、今では品質、味、認知度のどれをとっても一級品というレベルにまで成長しています。

また、認知度が上がるに従い、各製造元も、その土地の特色を生かしたワインを製造するようになりました。これにより、南アフリカでは、個性的で多種多様なワインが造られています。

南アフリカ赤ワインの主な品種

南アフリカのワインは、他の新世界と呼ばれる諸国同様、単一品種ワイン（１つのぶどう品種のみで造られるワイン）が多いです。

以下に、南アフリカで栽培される主要な品種を記載しますので、参考にしていただけると幸いです。

カベルネ・ソーヴィニヨン

南アフリカの温暖な気候で造られるカベルネ・ソーヴィニヨンは、しっかりとしたタンニンの渋味と、力強いぶどう本来の甘味が特徴。本場フランスのカベルネ・ソーヴィニヨンと比較するととてもパワフルな味わいです。

ピノタージュ

フルーティーながらも環境の変化に弱いピノ・ノワールと、多少過酷な環境でも耐えられるエルミタージュという品種をかけ合わせて生まれた、南アフリカ固有の品種です。ピノ・ノワールよりもよりスパイシーで力強い味わいな点が特徴。日本でも比較的お値打ちな価格で提供されています。

シラー／シラーズ

フランスのローヌ地方で有名なシラー、オーストラリアで有名なシラーズですが、南アフリカでも栽培されています。フランスやオーストラリアと比べるとブラックベリーやカシスといった黒系果実の豊潤な果実味がより際立った印象です。

南アフリカ赤ワインの選び方

南アフリカの赤ワインは、他の諸国同様、多くの種類が発売されていますが、これだけ種類が多いと、どのワインを選べば良いのか迷うと思います。
ここでは、そんな南アフリカ赤ワインを選ぶ際のポイントをご紹介します。

品種で選ぶ

まずは、上でも説明した「品種」で選ぶことをおすすめします。赤ワインに限らず、全てのワインは品種によって味が異なります。ご自身にとって好みの味の品種を選ぶことが重要です。

価格で選ぶ

南アフリカの赤ワインは、2,000円〜2,500円前後のワインが多いです。ただ、1,000円前後の掘り出し物ワインが存在しているのも、南アフリカワインの魅力。あえて激安のワインに挑戦してみるのも良いと思います。逆に5,000円以上の高品質なワインも存在しているので、ワイン選びの際に、外したくない！という時には、それなりの価格ワインを選ぶことをおすすめします。

産地で選ぶ

ワインの原料となるぶどうは、産地によって特徴が分かれるため、好みの味を選ぶ際に、産地を見る方ことは重要です。さらに、同じ品種でも、産地によって微妙な香り・味が異なるため、違いを楽しむのも良いと思います。

以下に代表的な産地とその特徴を記載しますので、参考にしてみてください。

ステレンボッシュ

山々に囲まれ、気温や湿度もぶどう栽培に適した地域で水捌けも良い土壌のため、南アフリカの中でも優良なワイナリーが揃うエリアです。主にカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノタージュが多く栽培されています。

パール

南アフリカ国内で、ステレンボシュと並んで高品質なワインが作られていふ産地です。一部、川や湖から水を引き込まないと水量が足りない地域もありますが、その分コクがあって力強いワインが造られている点が特徴。主にカベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ、ピノタージュが多く栽培されています。

ウェリントン

南アフリカでは、そこまで栽培面積が大きくない地域ですが、上記パール地区とも隣接していることもあり、最近力を伸ばしている産地です。主に白ワインの原料であるシュナン・ブランが栽培されていますが、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズもよく栽培されています。

ロバートソン

石灰岩の土壌が多く、保水性の高さとカルシウム成分を多く含んでいる点が特徴の産地です。本場フランスでもロワール地方が同様の土壌で、多くの高品質なワインが造られていることから、南アフリカでも高品質なワインが造られていることで有名。主に白ワインが造られていますが、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズといった品種の高品質ワインも多く製造されています。

おすすめ南アフリカ赤ワイン18選

異なる畑のぶどうで造られたカベルネ
「KWV カセドラル・セラー カベルネ・ソーヴィニヨン」

豊潤な果実の香りとコクが共存
「KWV クラシック・コレクション ピノタージュ」

果実の濃縮した香りと味が特徴
「スターク・コンデ カベルネ・ソーヴィニヨン」

バニラのアロマが特徴のワイン
「スターク・コンデ・ワインズ ポストカード・シリーズ カベルネ・ソーヴィニヨン」

コーヒーを連想させるロースト感
「リントン・パーク　カフェ・カベルネ・ソーヴィニヨン」

肉料理に合わせたいワイン
「ライオン・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン シラーズ」

コスパを追求したワイナリーが造るワイン
「オーカ ピノタージュ」

シラーズらしいスパイシーさが特徴
「パンゴリン シラーズ」

1600年台創業の老舗が手掛けるうま安ワイン
「スピアー カベルネ・ソーヴィニヨン」

スパイシーさとジューシーさをあわせ持つワイン
「マン ピノタージュ セラーセレクト」

有名ワイナリーが手掛けるコスパの良い一品
「ザ・ウルフトラップ・レッド」

複雑なアロマが特徴のワイン
「フェアヴュー ゴーツ・ドゥ・ローム」

ボルドーの1級ワインを彷彿させる出来栄え
「ネイピア レッド・メダリオン」

ピュアな果実味が特徴のピノ・ノワール
「クルーガー ファミリー ワインズ ピノ・ノワール」

有名ワイナリーのセカンドワイン
「ポークパインリッジ・シラー」

長い余韻を味わうことができる一品
「カノンコップ カデット ピノタージュ」

南アフリカ最高クラスのワイン
「ロバートソン NO.1 シラーズ」

南アフリカNo.1のワイナリーの本気ワイン
「ブーケンハーツクルーフ シラー」

比較表

ここまでに説明したワインを表にまとめました。
購入時の参考にしてもらえると幸いです。

	KWV カセドラル・セラー カベルネ・ソーヴィニヨン	KWV クラシック・コレクション ピノタージュ	スターク・コンデ カベルネ・ソーヴィニヨン	スターク・コンデ・ワインズ ポストカード・シリーズ カベルネ・ソーヴィニヨン	リントン・パーク　カフェ・カベルネ・ソーヴィニヨン	ライオン・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン シラーズ	オーカ ピノタージュ	パンゴリン シラーズ	スピアー カベルネ・ソーヴィニヨン	マン ピノタージュ セラーセレクト	ザ・ウルフトラップ・レッド	フェアヴュー ゴーツ・ドゥ・ローム	ネイピア レッド・メダリオン	クルーガー ファミリー ワインズ ピノ・ノワール	ポークパインリッジ・シラー	カノンコップ カデット ピノタージュ	ロバートソン NO.1 シラーズ	ブーケンハーツクルーフ シラー
写真
本体価格	2,420 円	1,711 円	3,295 円	2,052 円	2,300 円	2,370 円	1,585 円	1,459 円	1,827 円	2,050 円	1,989 円	1,548 円	4,136 円	3,850 円	2,610 円	3,290 円	4,710 円	8,620 円
品種	カベルネ・ソーヴィニヨン 100%	ピノタージュ 100％	‎カベルネ・ソーヴィニヨン 85%／プティ・ヴェルド 10%／プティ・シラー 2%／マルベック 2%／カベルネ・フラン 1%	カベルネ・ソーヴィニヨン 92%／プティ・ヴェルド 7%／ピノタージュ 1%	カベルネ・ソーヴィニヨン 100%	シラーズ 50%／カベルネ・ソーヴィニヨン 50%	ピノタージュ 100%	シラーズ 100%	カベルネ・ソーヴィニヨン 85%／カベルネ・フラン 15%	ピノタージュ 100%	シラー 65％／ムールヴェードル 32％／ヴィオニエ 3％	‎シラーズ 39%／グルナッシュ 18%／ムールヴェードル 13%／マルベック 8%／デュリフ 8%	カベルネ・ソーヴィニヨン 55%／カベルネ・フラン 35%／メルロー 10%	‎ピノ・ノワール 100%	シラー 100%	ピノタージュ 100%	シラーズ 100%	シラー 100%
アルコール度数	14.0%	14.0%	14.5%	14.5%	14.0%	14.5%	14.0%	14.0%	14.5%	14.0%	14.5%	14.0%	14.0%	13.5%	14.4%	14.0%	14.5%	14.5%
生産地	ウェスタン・ケープ	ウェスタン・ケープ	ステレンボッシュ	ステレンボッシュ	パール	ウェリントン	ステレンボッシュ／パール	パール	ウェスタン・ケープ	パール	コースタル・リージョン	ウエスタン・ケープ	ウェリントン	ステレンボシュ	ステレンボッシュ	ステレンボッシュ	ロバートソン	ステレンボッシュ
生産者	KWV	KWV	スターク・コンデ ワインズ (Stark-Conde Wines)	スターク・コンデ ワインズ (Stark-Conde Wines)	リントン・パーク ワインズ (Linton Park Wines)	ネイピア・ワイナリー (Napier Winery)	マン・ファミリー・ワインズ (Man Family Wines)	パンゴリン (Pangolin)	スピアー (Spier)	マン・ファミリー・ワインズ (Man Family Wines)	ブーケンハーツクルーフ・ワイナリー (Boekenhoutskloof Winery)	ゴーツ・ド・ ローム・ワイン・カンパニー (Goats do Roam Wine Company)	ネイピア・ワイナリー (Napier Winery)	クルーガー・ファミリー・ワインズ (Kruger Family Wines)	ブーケンハーツクルーフ・ワイナリー (Boekenhoutskloof Winery)	カノンコップ (Kanonkop)	ロバートソン・ワイナリー (Robertson Winery)	ブーケンハーツクルーフ・ワイナリー (Boekenhoutskloof Winery)
内容量	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml
ボディ	フルボディ	フルボディ	フルボディ	フルボディ	フルボディ	‎フルボディ	ミディアムフルボディ	‎フルボディ	‎フルボディ	‎フルボディ	‎フルボディ	‎ミディアムフルボディ	‎フルボディ	ミディアムボディ	‎フルボディ	ミディアムフルボディ	フルボディ	フルボディ
渋み	4:強め	4:強め	4:強め	4:強め	4:強め	4:強め	3:普通	3:普通	4:強め	2:弱め	4:強め	4:強め	4:強め	2:弱め	4:強め	4:強め	4:強め	4:強め
甘み	2:弱め	4:強め	2:弱め	3:普通	4:強め	4:強め	3:普通	2:弱め	3:普通	2:弱め	2:弱め	4:強め	2:弱め	2:弱め	3:普通	3:普通	4:強め	2:弱め
酸味	4:強め	4:強め	2:弱め	2:弱め	2:弱め	2:弱め	2:弱め	4:強め	2:弱め	2:弱め	4:強め	2:弱め	4:強め	4:強め	3:普通	4:強め	2:弱め	2:弱め
果実味	2:弱め	4:強め	2:弱め	2:弱め	4:強め	2:弱め	4:強め	2:弱め	2:弱め	4:強め	2:弱め	2:弱め	2:弱め	4:強め	2:弱め	4:強め	2:弱め	2:弱め
価格を調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる	Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる

おわりに

今回の記事は、いかがでしたでしょうか？

最近高品質な赤ワインを多く輩出している南アフリカですが、あまりにも種類が多いため、どのワインを選ぶべきか…と悩まれるかもしれません。
でも、選ぶべきポイントを押さえておけば、ある程度絞り込むことはできると思いますし、そんな中からお好みのワインが見つかればしめたものだと思います。

今回の記事が、南アフリカの赤ワインを楽しみたい方にとって、参考になれば幸いです。

※ 価格は2022年4月時点のものとなりますのでご注意ください。