オーストラリアのおすすめ赤ワイン18選|掘り出し物が沢山!良質なワインを厳選してご紹介
オーストラリアといえば、広大な大地に自然が広がり、カンガルーやコアラといった野生動物がたくさん。また、オーストリアの広大な地で作られる、とても力強く、パワフルなワインは世界中で高く評価されています。
そんな魅力を持ったオーストラリアのワインですが、赤ワインだけでも多種多様なワインが販売されており、どんなワインを選べば良いのか、迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、
- オーストラリアワインの特徴
- オーストラリア赤ワインの選び方
- オーストラリア赤ワインおすすめ18選
を、ご紹介します。
この記事を読めば、ご自身にあったオーストラリア赤ワインを見つけることができると思います。是非、最後まで記事を読み進めていただけると幸いです。
- 1. オーストラリアワインの特徴
- 2. オーストラリア赤ワインの主な品種
- 3. オーストラリア赤ワインの選び方
- 4. おすすめオーストラリア赤ワイン18選
- 4.1. ウィスキー樽を使ってアロマを深めたワイン
「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル カベルネ・ソーヴィニヨン」 - 4.2. トーストやバニラの風味を感じられるワイン
「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル シラーズ」 - 4.3. シラーズをお手頃価格で味わうなら
「イエローテイル シラーズ」 - 4.4. オーストラリアの格安メルロー
「イエローテイル メルロー」 - 4.5. 豊富な果実味と柔らかな味わい
「トルブレック GMS グルナッシュ ムールヴェードル シラーズ」 - 4.6. 複雑なアロマを実現したワイン
「トルブレック ウッドカッターズ シラーズ」 - 4.7. 樹齢50年以上のぶどうで作るワイン
「グラント・バージ GB56 シラーズ」 - 4.8. イタリアンとのマリアージュが最適
「ジョージ・ウインダム ビン555 シラー」 - 4.9. どっしりとした甘味のあるワイン
「マッキノンズ シラーズ オーク・エイジド」 - 4.10. ストラクチャーがしっかりしたワイン
「ローガン ウィマーラ ピノ・ノワール」 - 4.11. チキンとあわせて飲みたいワイン
「リッチランド ザ・ブラック・シラーズ」 - 4.12. スパイシーさと果実味がマッチした一品
「ピーター・レーマン ポートレート シラーズ」 - 4.13. 日豪の友好関係を表したワイン
「ウインダウリ サクラ シラーズ」 - 4.14. 香りと味のバランスが良いワイン
「コールドストリーム・ヒルズ ピノ・ノワール」 - 4.15. 瑞々しいワインが好きな方におすすめ
「ショウ&スミス シラーズ」 - 4.16. シラーズとカベルネのブレンドワイン
「ペンフォールズ クヌンガ ヒル シラーズ カベルネ」 - 4.17. 複雑なアロマを実現したワイン
「ペンフォールズ ビン 8 シラーズ カベルネ」 - 4.18. オーストラリアの最高峰ワイン
「ペンフォールズ グランジ 2011」 - 4.19. 比較表
- 4.1. ウィスキー樽を使ってアロマを深めたワイン
- 5. おわりに
オーストラリアワインの特徴
オーストラリアはアメリカやチリと言った北南米と同様、ニューワールドと呼ばれるワイン新世界を牽引する存在で、世界第6位の生産量を誇ります。
オーストラリアといえば、熱帯気候で温度が高い国なので、比較的冷涼な南西部地域でのワイン製造が盛んです。比較的冷涼ではあるものの、日照量は多いので、渋味、酸味、果実味の強い力強いワインが多いのが特徴です。
また、オーストラリアは土壌の種類が豊富なのも特徴。石炭岩質の土壌や、粘土質土壌、火山性土壌など、多くの地質が存在しているので、ワインのバリエーションも豊富です。併せて、オーガニック製法を積極的に取り入れているため、自然派ワインも多く存在しています。
オーストラリア赤ワインの主な品種
オーストラリアのワインは、他の新世界と呼ばれる諸国同様、単一品種ワイン(1つのぶどう品種のみで造られるワイン)が多いです。
以下に、オーストラリアで栽培される主要な品種を記載しますので、参考にしていただけると幸いです。
シラーズ
オーストラリアで最も多く栽培されている品種です。日照量が豊富な環境で育ったシラーズは、他国で栽培される同様品種のシラーも比較すると、オーストラリアのシラーズはまろやかなタンニンの渋味と豊かな果実味、スパイシーなアロマが特徴です。
カベルネ・ソーヴィニヨン
世界中の多くの地域で栽培されているカベルネ・ソーヴィニヨンですが、オーストラリアのカベルネは、温暖な気候で育ったということもあり、より力強いタンニンと果実味を感じることができます。パワフルな味わいを楽しみたい方におすすめです。
ピノ・ノワール
他の品種と比べると、どちらかというと女性的でソフトな口当たりが特徴のピノ・ノワール。こちらも世界中の多くの地域で栽培されていますが、オーストラリアのピノ・ノワールは主に冷涼な地域で作られており、淡麗な味わいが特徴。飲みやすさを求める方におすすめです。
オーストラリア赤ワインの選び方
オーストラリアでは、広大な大地で多種多様な赤ワインが製造されていますが、これだけ種類が多いと、どのワインを選べば良いのか迷うと思います。
ここでは、そんなオーストラリア赤ワインを選ぶ際のポイントをご紹介します。
品種で選ぶ
まずは、上でも説明した「品種」で選ぶことをおすすめします。赤ワインに限らず、全てのワインは品種によって味が異なります。ご自身にとって好みの味の品種を選ぶことが重要です。
価格で選ぶ
オーストラリアの赤ワインは1,000円から3,000円程度のワインが多いですが、逆に10万を超える高級ワインも存在しています。もちろん、価格が上がればワインのグレードも上がり、それに比例して味も良くなる傾向がありますので、ご自身の予算に合わせたワインを選ぶと良いでしょう。
産地で選ぶ
ワインの原料となるぶどうは、産地によって特徴が分かれるため、好みの味を選ぶ際に、産地を見る方ことは重要です。さらに、同じ品種でも、産地によって微妙な香り・味が異なるため、違いを楽しむのも良いと思います。
以下に、オーストラリアの主要な産地と、その特徴を記載しますので、ワイン選びの参考にしてください。
バロッサ・バレー
オーストラリアの2大産地のうちの一つと言われている有名な産地です。比較的冷涼ながらも、日照時間が長いため、濃厚な果実味とソフトなタンニンの渋み、濃厚な味わいが特徴です。主にシラーズが栽培されています。
クナワラ
バロッサ・バレーと並んで、オーストラリアの2大産地と呼ばれるエリアがこのクナワラです。テッラ・ロッサと呼ばれる、鉄分が含まれる赤い土壌で作られることが特徴で、洗練された赤ワインを生み出す地域と呼ばれています。カベルネ・ソーヴィニヨンの主要産地として有名です。
ハンター・バレー
生産量ではオーストラリア国内でも1, 2を争うエリア。大規模なメーカーから、小規模な家族経営のワイナリーまで、150を超えるワイナリーが存在しています。シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー等、多くの品種が栽培されています。
ヤラ・バレー
オーストラリアの中では冷涼な地域で、山から流れてくる冷たい空気がぶどうの果実を引き締めて、身のしまったワインを生み出すエリアです。主にスパークリング用のシャルドネが栽培されていますが、シラーズやカベルネ・ソーヴィニヨンといった赤ワイン品種も栽培されています。
カウラ
日本との友好関係が深い街であるカウラ地区。日豪の友好関係を象徴する桜並木が有名です。温暖な気候で力強いワインが多いのが特徴。主にシラーズが栽培されています。
リヴァリーナ
ニュー・サウス・ウェールズ州にある比較的温暖な地域で、オーストラリアワインの起源の地とも言われています。シラーズが多く栽培されています。
オレンジ
オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州にあるオレンジ市。昼夜の寒暖差が大きく、ぶどうをたくましく成長させてくれるエリアです。標高が高いエリアのため、ストラクチャーがはっきりしたワインが作られる点が特徴。主にシラーズ、カベルネ・ソーヴィイニョン、ピノ・ノワールが栽培されています。
アデレード・ヒルズ
南オーストラリアのロフティ山脈に位置するエリアであるアデレード・ヒルズは、多くの種類の土壌が存在しており、多種多様なぶどう品種が作られている点が特徴。赤ワインではカベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワール、シラーズが多く栽培されていますが、白ワイン用のシャルドネ、セミヨン、リースリングといった品種も栽培されています。
おすすめオーストラリア赤ワイン18選
ウィスキー樽を使ってアロマを深めたワイン
「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル カベルネ・ソーヴィニヨン」
オーストラリアNo.1ワインブランドと名高い「ジェイコブス・クリーク」が手掛けるワインです。一番の特徴は、ウィスキー用の樽を使って熟成させている点。最大18ヶ月、通常のオーク樽にて熟成させた後、アイリッシュウィスキーの樽に移し替えてさらに熟成させることで、複雑なアロマを実現しています。ワインも好きだからウィスキーも好きという方におすすめのワインです。
- 品種: カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
- アルコール度数: 14.0%
- 生産地: バロッサ・バレー
- 生産者: ジェイコブス・クリーク (Jacob’s Creek)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
トーストやバニラの風味を感じられるワイン
「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル シラーズ」
前出の「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル カベルネ・ソーヴィニヨン」同様、ウィスキー樽を用いて熟成させたワイン。こちらはスコッチウイスキーの樽で熟成されます。カベルネ・ソーヴィニヨンよりもスパイシーな香りが強く、微かにトーストやバニラの風味を感じることができます。シラーズ品種がお好きな方におすすめです。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 14.0%
- 生産地: クナワラ
- 生産者: ジェイコブス・クリーク (Jacob’s Creek)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
シラーズをお手頃価格で味わうなら
「イエローテイル シラーズ」
オーストラリアのうま安ワインといえば「イエローテイル」といっても良いほど有名なワインです。安いといって侮ることなかれ。熟したベリーと本格的なスパイスの香りはハイレベル。果実味と香りのバランスが良いワイン。シラーズをお手頃な価格で楽しみたい方におすすめです。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 13.5%
- 生産地: オーストラリア
- 生産者: カセラ (Casella)
- 内容量: 750ml
- ボディ: ミディアムボディ
- 渋み: 2:弱め
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 4:強め
オーストラリアの格安メルロー
「イエローテイル メルロー」
メルロー特有のまろやかな口あたりとストロベリーを思わせる赤系果実の風味をお手頃な価格で楽しめるワインです。前出のシラーズ同様、オーストラリアのうま安ワインとして有名な一本です。ビーフシチューやデミグラスソースに合わせるとさらに味が引き立ちます。是非お試しあれ。
- 品種: メルロー 100%
- アルコール度数: 13.5%
- 生産地: オーストラリア
- 生産者: カセラ (Casella)
- 内容量: 750ml
- ボディ: ミディアムボディ
- 渋み: 2:弱め
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 4:強め
豊富な果実味と柔らかな味わい
「トルブレック GMS グルナッシュ ムールヴェードル シラーズ」
オーストラリアで最高クラスのワイナリー「トルブレック」が手掛けるワイン。グルナッシュ特有の豊富な果実味と、柔らかなタンニンの渋味が特徴の一品です。チェリーやザクロ、スグリといった赤系果実の風味が好きな方におすすめです。
- 品種: グルナッシュ62%/シラーズ 26%/ムールヴェードル 12%
- アルコール度数: 15.0%
- 生産地: バロッサ・バレー
- 生産者: トルブレック (Torbreck)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 3:普通
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
複雑なアロマを実現したワイン
「トルブレック ウッドカッターズ シラーズ」
複雑なアロマが特徴のワインです。まずタールを思わせるアロマがほのかに香り、続いてブラックベリーの果実香、コショウのスパイシーな香りを感じることができます。口当たりは滑らかで、フルーティな黒系果実の風味が特徴。ワインのアロマを存分に楽しみたい方におすすめです。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 14.5%
- 生産地: バロッサ・バレー
- 生産者: トルブレック (Torbreck)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
樹齢50年以上のぶどうで作るワイン
「グラント・バージ GB56 シラーズ」
オーストラリアで5世代続くワイナリーが手掛けるワインです。樹齢50年以上の古木になるぶどうは、収穫量が少ない代わりに、一房に甘みと旨味が凝縮しているのが特徴。果実の香りと風味がとても強いワインです。果実味の強いワインが好みの方におすすめです。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 14.0%
- 生産地: バロッサ・バレー
- 生産者: グランド・バージ (Grant Burge)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 3:普通
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 4:強め
イタリアンとのマリアージュが最適
「ジョージ・ウインダム ビン555 シラー」
荒れた手付かずの荒野にて、オーストラリア初のシラーズ畑を開拓したといわれる、ジョージ・ウィンダムが作ったワイナリーの一品。プラム等のベリー系の香りとスパイシーなアロマが特徴。赤みの肉やピザ、パスタといった料理によく合います。イタリアンと組み合わせてワインを楽しみたい時におすすめです。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 14.0%
- 生産地: ハンター・バレー
- 生産者: ジョージ・ウインダム (George Wyndham)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
どっしりとした甘味のあるワイン
「マッキノンズ シラーズ オーク・エイジド」
人気ワイン漫画「神の雫」でも登場したワイン。果実味が強く、やや甘めな味わいに、シラーズ特有のスパイシーさが入り混じるワインです。それでいて、どっしりとした重みも感じることができます。価格もお手頃なので、デイリーワインにもおすすめの一品です。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 13.5%
- 生産地: ハンター・バレー
- 生産者: マッキノンズ (Mckinnon’s)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 2:弱め
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 4:強め
ストラクチャーがしっかりしたワイン
「ローガン ウィマーラ ピノ・ノワール」
標高500〜1,000mの土地に構えるワイナリー。オーストラリアの中でも比較的冷涼な地域のため、酸味、甘み、渋味といったストラクチャー(骨格)がしっかりしたワインです。シナモンやいちごのようなアロマを感じることができます。これぞピノ・ノワールというワインが飲みたい方におすすめです。
- 品種: ピノ・ノワール 100%
- アルコール度数: 13.0%
- 生産地: オレンジ
- 生産者: ローガン・ワインズ (Logan Wines)
- 内容量: 750ml
- ボディ: ミディアムボディ
- 渋み: 2:弱め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
チキンとあわせて飲みたいワイン
「リッチランド ザ・ブラック・シラーズ」
家族経営の自家栽培農家が作り出すコスパの良いワインです。濃厚な果実味が特徴で、ブラックベリーやカシスといった黒系果実の風味を感じることができます。チキン南蛮や焼き鳥といった鳥料理にピッタリなワイン。チキンとあわせてワインを楽しみたい方におすすめです。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 14.5%
- 生産地: リヴァリーナ
- 生産者: カラブリア・ファミリー・ワインズ (Calabria Family Wines)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
スパイシーさと果実味がマッチした一品
「ピーター・レーマン ポートレート シラーズ」
深みのある色合いとチョコレートやバニラを思わせるアロマが特徴のワインです。味わいはシラーズらしいスパイシーさと豊潤な果実味が重なるリッチな味わい。バランスの取れたレベルの高いワインです。お手頃な価格で本格的なワインを楽しみたい方におすすめです。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 14.5%
- 生産地: バロッサ・バレー
- 生産者: ピーター・レーマン・ワインズ (Peter Lehmann Wines)
- 内容量: 750ml
- ボディ: ミディアムボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
日豪の友好関係を表したワイン
「ウインダウリ サクラ シラーズ」
日豪の友好関係を記念して植えられた、ニューサウスウェールズ州のカウラ地区にある桜並木をモチーフにしたワインです。熟した味わいのあるベリーの風味と、コーヒーやバニラのアロマが特徴の一品。10年程度の熟成にも耐えられる、ポテンシャルを秘めたワインです。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 14.0%
- 生産地: カウラ
- 生産者: ウインダウリ・ワインズ (Windowrie Wines)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
香りと味のバランスが良いワイン
「コールドストリーム・ヒルズ ピノ・ノワール」
オーストラリアで有名なワイン評論家である「ジェイムズ・ハリデイ」が1985年に立ち上げたワイナリーの作る赤ワインです。味わいはクランベリーやチェリーの豊富な果実味が中心。イチゴやオーク、スパイスの複雑なアロマも特徴です。香り、味共にバランスの取れたレベルの高いワインです。
- 品種: ピノ・ノワール 100%
- アルコール度数: 13.5%
- 生産地: ヤラ・バレー
- 生産者: コールドストリーム・ヒルズ (Coldstream Hills)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 2:弱め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
瑞々しいワインが好きな方におすすめ
「ショウ&スミス シラーズ」
冷涼で一定の降雨量のあるアデレード・ヒルズにて製造されるワインです。甘み、酸味、香り、渋味のストラクチャー(骨格)がはっきりと表れるワインで、シラーズらしいスパイシーな香りと、充分に水分を含んだぶどうから生まれるジューシーさが特徴です。瑞々しいワインが好みの方におすすめです。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 14.0%
- 生産地: アデレード・ヒルズ
- 生産者: ショウ&スミス (Show And Smith)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 3:普通
- 酸味: 3:普通
- 果実味: 2:弱め
シラーズとカベルネのブレンドワイン
「ペンフォールズ クヌンガ ヒル シラーズ カベルネ」
オーストラリアのみならず、世界的に見ても最高レベルのワイナリーである「ペンフォールズ」が手掛ける格安ワインです。シラーズとカベルネ・ソーヴィニヨンのオーストラリアで伝統的なブレンドのワインで、肉付きの良い果実味と豊富なタンニンが特徴。余韻も長く、本格的なワインをお手頃な価格で味わうことができます。
- 品種: シラーズ 72%/カベルネ・ソーヴィニヨン 28%
- アルコール度数: 13.5%
- 生産地: バロッサ・バレー
- 生産者: ペンフォールズ (Penfolds)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
複雑なアロマを実現したワイン
「ペンフォールズ ビン 8 シラーズ カベルネ」
前出の「クヌンガ ヒル シラーズ カベルネ」の上位グレードです。他のワインで使われていた古いオーク樽を利用して熟成させることで、より複雑なアロマを実現しているワインです。味わいは豊かなブラックベリーの果実味が特徴。フルーティかつ複雑なアロマを実現している、オーストラリアを代表する本格派ワインです。
- 品種: シラーズ 72%/カベルネ・ソーヴィニヨン 28%
- アルコール度数: 14.0%
- 生産地: バロッサ・バレー
- 生産者: ペンフォールズ (Penfolds)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
オーストラリアの最高峰ワイン
「ペンフォールズ グランジ 2011」
世界最高クラスのワイナリーが作る本気のワイン。毎年ヴィンテージによってブレンド比率を変えているワインですが、この2011ヴィンテージは15年ぶりにシラーズ100%で作られたワインです。ブラックベリーの果実味とトリュフ、バニラを感じさせる複雑なアロマは絶品。最高級のワイン体験を味わうことができるでしょう。
- 品種: シラーズ 100%
- アルコール度数: 13.5%
- 生産地: バロッサ・バレー
- 生産者: ペンフォールズ (Penfolds)
- 内容量: 750ml
- ボディ: フルボディ
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
比較表
ここまでに説明したワインを表にまとめました。
購入時の参考にしてもらえると幸いです。
ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル カベルネ・ソーヴィニヨン | ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル シラーズ | イエローテイル シラーズ | イエローテイル メルロー | トルブレック GMS グルナッシュ ムールヴェードル シラーズ | トルブレック ウッドカッターズ シラーズ | グラント・バージ GB56 シラーズ | ジョージ・ウインダム ビン555 シラー | マッキノンズ シラーズ オーク・エイジド | ローガン ウィマーラ ピノ・ノワール | リッチランド ザ・ブラック・シラーズ | ピーター・レーマン ポートレート シラーズ | ウインダウリ サクラ シラーズ | コールドストリーム・ヒルズ ピノ・ノワール | ショウ&スミス シラーズ | ペンフォールズ クヌンガ ヒル シラーズ カベルネ | ペンフォールズ ビン 8 シラーズ カベルネ | ペンフォールズ グランジ 2011 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
写真 | ||||||||||||||||||
本体価格 | 2,135 円 | 2,135 円 | 1,018 円 | 1,117 円 | 2,821 円 | 3,213 円 | 1,430 円 | 1,645 円 | 1,826 円 | 2,109 円 | 2,398 円 | 2,429 円 | 4,210 円 | 4,504 円 | 4,448 円 | 2,643 円 | 4,169 円 | 101,985 円 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 100% | シラーズ 100% | シラーズ 100% | メルロー 100% | グルナッシュ62%/シラーズ 26%/ムールヴェードル 12% | シラーズ 100% | シラーズ 100% | シラーズ 100% | シラーズ 100% | ピノ・ノワール 100% | シラーズ 100% | シラーズ 100% | シラーズ 100% | ピノ・ノワール 100% | シラーズ 100% | シラーズ 72%/カベルネ・ソーヴィニヨン 28% | シラーズ 72%/カベルネ・ソーヴィニヨン 28% | シラーズ 100% |
アルコール度数 | 14.0% | 14.0% | 13.5% | 13.5% | 15.0% | 14.5% | 14.0% | 14.0% | 13.5% | 13.0% | 14.5% | 14.5% | 14.0% | 13.5% | 14.0% | 13.5% | 14.0% | 13.5% |
生産地 | バロッサ・バレー | クナワラ | オーストラリア | オーストラリア | バロッサ・バレー | バロッサ・バレー | バロッサ・バレー | ハンター・バレー | ハンター・バレー | オレンジ | リヴァリーナ | バロッサ・バレー | カウラ | ヤラ・バレー | アデレード・ヒルズ | バロッサ・バレー | バロッサ・バレー | バロッサ・バレー |
生産者 | ジェイコブス・クリーク (Jacob’s Creek) | ジェイコブス・クリーク (Jacob’s Creek) | カセラ (Casella) | カセラ (Casella) | トルブレック (Torbreck) | トルブレック (Torbreck) | グランド・バージ (Grant Burge) | ジョージ・ウインダム (George Wyndham) | マッキノンズ (Mckinnon’s) | ローガン・ワインズ (Logan Wines) | カラブリア・ファミリー・ワインズ (Calabria Family Wines) | ピーター・レーマン・ワインズ (Peter Lehmann Wines) | ウインダウリ・ワインズ (Windowrie Wines) | コールドストリーム・ヒルズ (Coldstream Hills) | ショウ&スミス (Show And Smith) | ペンフォールズ (Penfolds) | ペンフォールズ (Penfolds) | ペンフォールズ (Penfolds) |
内容量 | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml |
ボディ | フルボディ | フルボディ | ミディアムボディ | ミディアムボディ | フルボディ | フルボディ | フルボディ | フルボディ | フルボディ | ミディアムボディ | フルボディ | ミディアムボディ | フルボディ | フルボディ | フルボディ | フルボディ | フルボディ | フルボディ |
渋み | 4:強め | 4:強め | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 4:強め | 3:普通 | 4:強め | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 2:弱め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め |
甘み | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 4:強め | 3:普通 | 4:強め | 4:強め | 2:弱め | 4:強め | 2:弱め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 2:弱め | 3:普通 | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め |
酸味 | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 2:弱め | 4:強め | 2:弱め | 4:強め | 3:普通 | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め |
果実味 | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 4:強め | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 2:弱め | 4:強め | 4:強め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め |
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おわりに
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
多種多様な赤ワインを多く輩出しているオーストラリアですが、あまりにも種類が多いため、どのワインを選ぶべきか…と悩まれるかもしれません。
でも、選ぶべきポイントを押さえておけば、ある程度絞り込むことはできると思いますし、そんな中からお好みのワインが見つかればしめたものだと思います。
今回の記事が、オーストラリアの赤ワインを楽しみたい方にとって、参考になれば幸いです。
※ 価格は2022年4月時点のものとなりますのでご注意ください。