おすすめのオレンジワイン15選！

2022年9月18日おすすめ記事, オレンジワイン, 比較

『オレンジワイン』という種類のワインをご存知でしょうか？赤、白、ロゼに続く第4のワインとして今や世界中で大人気のワインになっています。

この記事では、そんなオレンジワインのおすすめを選びました。これからオレンジワインを楽しみたい方、種類が多くてどれを選べば良いのか分からない方、必読です。

ぜひこの記事を読んで、お好みの1本を見つけてくださいね。

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オレンジワインとは？

オレンジワインとは、一言で言うと赤ワインと白ワインの中間のワインです。

赤ワインは製造の際に黒ぶどう品種の皮と種も一緒に発酵させて赤い色を抽出します。それに対して白ワインは、白ぶどう品種の皮と種を取り除き、発酵させてワインを作るのですが、オレンジワインは赤と白の製法を掛け合わせた形で、白ぶどう品種の皮と種も一緒に発酵させて作ります。

その結果、白ぶどうの皮や種から抽出される黄色系の色素がワインに溶け出して、オレンジ色のボディを生み出しているのです。

オレンジワインの味わい

前項でもお伝えした通り、オレンジワインは白ぶどう品種の皮と種も一緒に発酵させて製造するので、赤ワインと白ワインの中間のようなワインと言われています。

その味わいは、白ワイン特有のフルーティーな香りの中に、赤ワイン特有の渋味と苦味をほのかに感じることができる点が特徴。まさに、赤ワインと白ワインの良いところを兼ね備えていると言えるでしょう。

ただし、オレンジワインの基本的な味わいは同じであったとしても、製造国や使われるぶどう品種によって繊細な部分の味わいや香りが異なってきます。バリエーションが豊富な分だけ選ぶ楽しみも生まれますが、種類が多くて迷ってしまうかもしれません。

オレンジワインの選び方

オレンジワインには多くの種類が存在しており、その味わいも様々です。ここではそんなオレンジワインの選び方について説明します。

産地で選ぶ

オレンジワインに限らず、ワインの味わいはぶどうが栽培されている地域の気候によって大きく異なります。従って、お好みのワインを選ぶ際に『産地』を確認することはとても重要です。

では、オレンジワインの主要な産地はどこでしょうか？それぞれの特徴とあわせて見ていきましょう。

フランス

世界で最も有名なワイン産地であるフランスでもオレンジワインは作られています。主にラングドック・ルーション地方やボジョレー地方で多く作られており、華やかな香りとボリューミーな味わいが特徴です。

また、一部アルザス地方でも作られています。こちらは冷涼な気候のためストラクチャーのしっかりした力強いオレンジワインが作られています。

ジョージア

日本では比較的馴染みの薄いジョージアですが、実はワイン発祥の地で、その起源は8,000年前とも言われています。オレンジワインの生産にも力を入れており、多くのオレンジワインが生産されています。

地中海性気候で比較的雨量が少ない気候のため、力強いオレンジワインが作られています。華やかな果実の香りと、オレンジワインの中では力強いタンニンを持ったワインが多い点が特徴です。

日本

ワイン産地として近年認知が広がっている日本。比較的冷涼で雨が少ないな北海道や山梨県、長野県を中心に白ワインが多く製造されていますが、オレンジワイン作りも徐々に広まってきています。

日本の国土で作られたワインは、やはり日本人の口に合うワインが多く、さっぱりとした上品な味わいとほのかな甘さと飲みやすさが特徴のオレンジワインが多く作られている点が特徴です。

ぶどう品種で選ぶ

オレンジワインが作られる原料となるぶどうの品種は多種多様です。使われている品種によって味わいも大きく変わるので、お好みのワインを『品種』で選ぶことはとても重要です。

では、オレンジワインに使われるぶどう品種には何があるのでしょうか？それぞれの品種の特徴とあわせて見ていきましょう。

シャルドネ

世界各国で栽培されている品種です。産地の特徴がそのまま現れる品種のため、暖かい地域では白桃やメロンのような果実味が豊かなオレンジワイン、冷涼な地域ではシャープで骨格のはっきりしたオレンジワインが作られる点が特徴です。

ヴィオニエ

比較的暖かい産地で栽培される品種で、主にフランス南部、アメリカ、オーストラリアで多く栽培されています。酸味が控えめで香り、肉付きの良い品種のため、力強く味わい深いオレンジワインに仕上がります。

ソーヴィニヨン・ブラン

フランスやニュージーランド、南アフリカなどで多く栽培される品種です。草原のようなさわやかなニュアンスを持つワインに仕上がる点が特徴的。さらに温暖な地域ではまろやかな甘みが、冷涼な地域ではシャープな酸味が加わったオレンジワインが作られます。

甲州

日本原産のぶどう品種で、国内では最も多く栽培されており、主に山梨県で栽培されています。フレッシュでさわやかな味わいと酸味を持つ品種で、繊細な味わいを持つオレンジワインが作られます。日本料理にもよく合う味わいの品種です。

ヒフヴィ

ジョージア原産のぶどう品種。冷涼な地域でも栽培可能な品種ですが、病害に弱い品種のため栽培量はあまり多くありません。アロマティックな香りとフローラルな香りが上手く融合した、上品なアロマを持つオレンジワインに仕上がります。

キシィ

ジョージアのカヘティ地区原産のぶどう品種です。熟成した果実の味わいと花のような香りが特徴的で、アロマ豊かな味わいのオレンジワインが作られます。しっかりとした酸味も備えているため、バランスの取れた品種と言えるでしょう。

おすすめのオレンジワイン15選

では、おすすめのオレンジワインを見ていきましょう。
まずは全ワインを一覧でご覧ください。

一覧

	シャトーマルス 甲州 オランジュ・グリ	オレンジワイン アラヤ ボデガス・アルベロ	ヴィオニエ レゼルバ ビーニャ ファレルニア	ボルゴ・サヴァイアン アランサット	アート・テッラ クルティメンタ オレンジワイン	カンティーナ マリリーナ キュエ モスカート	ビバヴィーノ オレンジワイン	ルバイヤート 甲州醸し	フィールド・レコーディングス スキンズ オレンジワイン	ルー・デュモン フレンズ	ジョルジュ・デュブッフ オレンジ ヌーヴォー	ワビ・サビ オレンジ・ムーン	マカシヴィリ・ワイン・セラー ヒフヴィ	ココ・ファーム 甲州 F.O.S オレンジワイン	クヴェヴリ・ワイン・セラー キシィ クヴェヴリ
写真
本体価格	1,628 円	1,900 円	2,079 円	2,172 円	2,200 円	2,690 円	2,720 円	3,080 円	3,190 円	3,190 円	3,295 円	3,410 円	4,199 円	4,300 円	5,178 円
種類	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン	オレンジワイン
品種	甲州 100%	ベルデホ／マカベオ／シャルドネ	ヴィオニエ 100%	ピノ・グリージョ 85%／ソーヴィニヨン・ブラン 15%	アンタオン・ヴァ ス50%／アリント 45%／ヴィオニエ 5%	モスカート 100%	ソーヴィニヨン・ブラン 45%／ピノ・グリ 24%／リースリング 18.5%／マスカット・オットネル 12.5%	甲州 100%	シュナン・ブラン 41%／ピノ・グリ 37%／アルバリーニョ 9%／ヴェルデーリョ 8%／リースリング 5%	グルナッシュ・グリ 60～70%／グルナッシュ・ブラン 25～30%（残り5～10%はミュスカ、マルヴォワジー、マカブーなど年によって異なります）	シャルドネ 100%	グリューナー・ヴェルトリーナー 90%／リースリング 10%	ヒフヴィ 100%	甲州 100%	キシィ 100%
度数	12.0％	13.0%	13.0%	13.0%	12.5%	13.5%	12.5%	11.5%	12.0%	14.0%	12.5%	12.5%	13.5%	12.0%	13.0%
生産地	日本	スペイン	チリ	イタリア	ポルトガル	イタリア	ルーマニア	日本	アメリカ	フランス	フランス	オーストリア	ジョージア	日本	ジョージア
生産者	本坊酒造株式会社	ボデガス・アルベロ	ビーニャ・ファレルニア	ボルゴ・サヴァイアン	アレクシャンドレ・レウヴァス	カンティーナ・マリリーナ	クラメレ・レカシュ	丸藤葡萄酒工業株式会社	フィールド・レコーディングス	ルー・デュモン	ジョルジュ・デュブッフ	TOA	ヴァジアニ・ワイナリー	ココ・ファーム・ワイナリー	クヴェヴリ・ワイン・セラー
内容量	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml	750ml
渋み	2:弱め	3:普通	1:弱い	2:弱め	2:弱め	2:弱め	2:弱め	3:普通	2:弱め	2:弱め	2:弱め	2:弱め	4:強め	2:弱め	4:強め
甘み	2:弱め	3:普通	1:弱い	2:弱め	2:弱め	2:弱め	3:普通	2:弱め	3:普通	2:弱め	3:普通	2:弱め	2:弱め	2:弱め	2:弱め
酸味	4:強め	2:弱め	3:普通	3:普通	4:強め	3:普通	3:普通	3:普通	3:普通	3:普通	3:普通	4:強め	3:普通	4:強め	4:強め
果実味	4:強め	4:強め	4:強め	4:強め	3:普通	4:強め	4:強め	4:強め	4:強め	4:強め	4:強め	3:普通	2:弱め	4:強め	4:強め
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日本の珍しいオレンジワイン
「シャトーマルス 甲州 オランジュ・グリ」

オレンジワイン初心者の方におすすめ
「オレンジワイン アラヤ ボデガス・アルベロ」

オレンジワイン特有の花の香りが特徴的
「ヴィオニエ レゼルバ ビーニャ ファレルニア」

アプリコットのアロマと豊かな果実味
「ボルゴ・サヴァイアン アランサット」

フレッシュなオレンジの爽やかな香り
「アート・テッラ クルティメンタ オレンジワイン」

ジャスミンやムスクのアロマティックな香り
「カンティーナ マリリーナ キュエ モスカート」

アプリコットやオレンジピールのアロマ
「ビバヴィーノ オレンジワイン」

甲州種にて作られる国産オレンジワイン
「ルバイヤート 甲州醸し」

軽やかながらも飲みごたえのある一品
「フィールド・レコーディングス スキンズ オレンジワイン」

ブルゴーニュの地で日本人が作るワイン
「ルー・デュモン フレンズ」

白ワインにはない穏やかなタンニンが特徴
「ジョルジュ・デュブッフ オレンジ ヌーヴォー」

複数の味の要素がうまく調和したワイン
「ワビ・サビ オレンジ・ムーン」

ドライフルーツの甘さとボリューミーな味わい
「マカシヴィリ・ワイン・セラー ヒフヴィ」

手間ひまかけて育ったぶどうの味わい
「ココ・ファーム 甲州 F.O.S オレンジワイン」

ジョージアを代表するオレンジワイン
「クヴェヴリ・ワイン・セラー キシィ クヴェヴリ」

おわりに

今回の記事、いかがでしたでしょうか？

赤、白、ロゼに続く第4のワインとして今や世界中で大人気の『オレンジワイン』ですが、その特徴を知ることで、ご自身に合ったワインを選ぶ際の参考になったのではないでしょうか。

今回の記事が、読んでくださった皆様がワインを選ぶ際の参考になればとても幸いです。

※ 価格は2022年9月時点のものとなります。ご注意ください。