世界最高のスパークリングワイン『シャンパーニュ』とは?その素晴らしさと味わい、おすすめワインをご紹介!
フランスのシャンパーニュ地方にて作られているスパークリングワイン『シャンパーニュ』。日本ではシャンパンという名で親しまれています。
シャンパーニュは世界最高峰のスパークリングワインと言われていますが、一体何がすごいのでしょうか?
この記事では、シャンパーニュについてより深く知りたい方に向けて、
- シャンパーニュとはどんなワインか?
- シャンパーニュの特徴
- おすすめのシャンパーニュ16選
をご紹介します。
この記事を読めば、シャンパーニュについてより深く知れると同時に、ご自身に合ったシャンパーニュワインを知ることができます。是非最後まで読み進めてもらえると幸いです。
- 1. シャンパーニュとは?
- 2. シャンパーニュに使える品種
- 3. シャンパーニュ地方の気候と土壌について
- 4. シャンパーニュの味わい
- 5. シャンパーニュの当たり年は?
- 6. シャンパーニュのおすすめワイン16選
- 6.1. 一覧
- 6.2. 幻のシャンパーニュ『サロン』の姉妹メゾン
「ドゥラモット ブリュット」 - 6.3. 死ぬまでに飲みたいワインの一本
「シルバー・ブリュット・ナチュール アンドレ・クルエ」 - 6.4. 『至宝』という名の高級シャンパーニュ
「アンリオ ブリュット スーヴェラン」 - 6.5. フランス王妃に献上されたシャンパーニュ
「パイパー・エドシック エッセンシエル キュヴェ ブリュット」 - 6.6. フランス大統領のレセプションで供されるワイン
「テタンジェ ブリュット レゼルヴ」 - 6.7. 平均10年の熟成を経て作られるワイン
「シャルル・エドシック ブリュット・レゼルヴ」 - 6.8. ボルドー1級シャトーの作るシャンパーニュ
「シャンパーニュ・バロン・ド・ロートシルト ブリュット」 - 6.9. 自社畑の良質なぶどうから作るワイン
「ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ」 - 6.10. 農薬を使用しない自然派シャンパーニュ
「ドラピエ ブリュット・ナチュール」 - 6.11. モエ・エ・シャンドンの代表的な存在
「モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル」 - 6.12. 英国王室御用達のシャンパーニュ
「ボランジェ スペシャル・キュヴェ」 - 6.13. 爽やかさとフルーティーさのハーモニー
「ヴーヴ・クリコ イエロー・ラベル」 - 6.14. 辛口シャンパーニュの先駆者
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット・シャンパーニュ」 - 6.15. 世界で最も有名なシャンパーニュ
「ドン・ペリニヨン」 - 6.16. 『帝王』の名を持つシャンパーニュ
「クリュッグ グランド・キュベ ブリュット」 - 6.17. 世界最高峰、幻のシャンパーニュ
「シャンパーニュ サロン ド ブラン」
- 7. おわりに
シャンパーニュとは?
シャンパーニュとは、フランスのシャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインで、日本ではシャンパンという名前で親しまれているワインです。
シャンパーニュには厳しい規定が定められていますが、具体的な条件として定められているのが、以下の3つとなります。
- シャンパーニュ地方で収穫されたぶどうを100%使用していること
- ぶどう品種はピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエのうちいずれかの品質が使われていること
- 最低15ヶ月の一次発酵と、12ヶ月の瓶内二次発酵が行われていること
また、規定をクリアしたワインは、エチケット(ラベル)に『Champagne』という表記が義務付けられています。シャンパーニュを購入するときは、エチケットにChampagneの文字が記載されているものを選ぶことが重要です。
なお、熟成期間についてはあくまで最低期間の定めのみとなっています。高級なシャンパーニュの場合、長いものでは10年を超える熟成させるワインも存在しています。
さらに、シャンパーニュ以外にも、世界中で数多くのスパークリングワインが製造されています。フランスの『クレマン』、『ヴァン・ムスー』、イタリアの『プロセッコ』、スペインの『カヴァ』、ドイツの『ゼクト』などが有名です。
シャンパーニュに使える品種
前項でも述べた通り、シャンパーニュに使えるぶどう品種は限定されています。では、それぞれの品種の特徴を見ていきましょう。
ピノ・ノワール
主に赤ワインに使われる品種ですが、シャンパーニュ地方では、ぶどうを圧搾する際に必要以上の力を加えず、皮の色素を出さないことで白のスパークリングワインとして使用しています。
シャンパーニュ全体の約40%で使用されており、ワインに黒ぶどう特有のコクと力強さを生み出してくれる品種です。
シャルドネ
白ぶどうの女王とも呼ばれる品種である『シャルドネ』ワインに芳醇なアロマを生み出してくれる魅惑的な品種です。
気候によってその味わいは大きく変わる品種ですが、シャンパーニュ地方の冷涼な気候で栽培されるシャルドネは、柑橘系の爽やかなアロマとミネラル感をワインにもたらしてくれます。
ピノ・ムニエ
冷害に強く栽培しやすい品種として有名な『ピノ・ムニエ』冷涼なシャンパーニュ地方で多く栽培されている品種です。単一で使用されることは少なく、ピノ・ノワールやシャルドネとアッサンブラージュするケースがほとんどです。
ピノ・ムニエをブレンドして作ることで、ワインに適度な酸味といちごやフランボワーズといった赤系果実の風味、カカオやコーヒーといった熟成香を生み出してくれます。
シャンパーニュ地方の気候と土壌について
シャンパーニュ地方は、フランスワインが作られる地域の中で最も北に位置する地方のため、日照時間が短く、年間の平均気温は11℃前後と比較的冷涼な気候となります。そのため、繊細でエレガントな味わいのワインが多く作られる地域となります。
また、シャンパーニュ地方の多くは白亜質土壌を持っています。白亜質土壌とは、その名の通り白亜紀に生存していた海洋性微生物の養分が多く含まれている地層で、保水性に優れている点が特徴。夏の乾燥が激しい時期であっても一定の水分を維持できます。
さらに、白亜質土壌はぶどうの樹が水分を吸収するために一定の力を要するため、ぶどうに必要以上の水分を与えることなく保水が可能です。程よく水分量が規制されるため、ワインに芳醇な果実味と酸味、複雑なアロマを生み出す源になっています。
シャンパーニュの味わい
シャンパーニュの味わいは、使用されるぶどう品種や土壌、熟成期間によって大きく異なりますが、美しい黄金色のボディときめ細やかな泡、まろやかな味わい、フレッシュな果実のアロマを持ったワインが多く作られています。特にきめの細かい泡立ちは、シャンパーニュ特有の要素と言えるでしょう。
また、シャンパーニュには『甘さ』を表す表現が存在します。ワインに残る残糖量に応じ、エチケットに以下の表記がなされます。ワインの名前にも以下の記載されることが多いので、シャンパーニュを選ぶときの参考にしていただけると幸いです。
ブリュット・ナチュール
1リットルあたりの残糖量が3g未満のシャンパーニュです。超辛口の味わいとなります。
エクストラ・ブリュット
1リットルあたりの残糖量が6g未満のシャンパーニュです。ブリュット・ナチュールに次いで辛口の味わいとなります。
ブリュット
1リットルあたりの残糖量が12g未満のシャンパーニュです。辛口の味わいとなります。
エクストラ・ドライ
1リットルあたりの残糖量が12g〜17gのシャンパーニュです。この辺りから甘みを感じる味わいとなります。
セック
1リットルあたりの残糖量が17g〜32gのシャンパーニュです。やや甘口の味わいとなります。
ドゥミ・セック
1リットルあたりの残糖量が32g〜50gのシャンパーニュです。甘口の味わいとなります。
ドゥー
1リットルあたりの残糖量が50g以上のシャンパーニュです。非常に甘口の味わいとなります。
シャンパーニュの当たり年は?
ワインの味を決める要素として『天候』はとても重要です。天候に恵まれ、好条件でワイン作りが出来た年を、一般的に『当たり年』と呼びます。
シャンパーニュ地方の当たり年は、『2002年』『2008年』『2009年』『2012年〜2016年』となりますが、特に『2008年』は今世紀最大のグレートヴィンテージとも言われるほど天候に恵まれた年で、質の高いワインが多く作られています。
※ より詳細に知りたい方は、以下のヴィンテージチャートをご参照ください
ただし、あくまで当たり年は参考であり、天候以外にも生産者の技術や手間、その土地の土壌などの要素も、ワインの味に大きく影響しますので、是非実際に飲んでみて、味わいを感じてみてください。
シャンパーニュのおすすめワイン16選
では、シャンパーニュのおすすめワインを見ていきましょう。
まずは全ワインを一覧でご覧ください。
一覧
ドゥラモット ブリュット | シルバー・ブリュット・ナチュール アンドレ・クルエ | アンリオ ブリュット スーヴェラン | パイパー・エドシック エッセンシエル キュヴェ ブリュット | テタンジェ ブリュット レゼルヴ | シャルル・エドシック ブリュット・レゼルヴ | シャンパーニュ・バロン・ド・ロートシルト ブリュット | ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ | ドラピエ ブリュット・ナチュール | モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル | ボランジェ スペシャル・キュヴェ | ヴーヴ・クリコ イエロー・ラベル | ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット・シャンパーニュ | ドン・ペリニヨン | クリュッグ グランド・キュベ ブリュット | シャンパーニュ サロン ド ブラン | |
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写真 | ||||||||||||||||
本体価格 | 5,390 円 | 5,870 円 | 5,900 円 | 5,943 円 | 6,530 円 | 6,590 円 | 6,867 円 | 7,580 円 | 7,849 円 | 7,980 円 | 8,400 円 | 11,000 円 | 11,820 円 | 36,800 円 | 53,000 円 | 198,000 円 |
種類 | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) | スパークリング(白) |
品種 | シャルドネ 60%/ピノ・ノワール 35%/ピノ・ムニエ 5% | ピノ・ノワール 100% | シャルドネ 50%/ピノ・ノワール 45%/ピノ・ムニエ 5% | ピノ・ノワール 60%/ピノ・ムニエ 25%/シャルドネ 15% | シャルドネ 40%/ピノ・ノワール 35%/ピノ・ムニエ 25% | シャルドネ 40%/ピノ・ノワール 40%/ピノ・ムニエ 20% | シャルドネ 60%/ピノ・ノワール 40% | シャルドネ 40%/ピノ・ノワール 40%/ピノ・ムニエ 20% | ピノ・ノワール 100% | ピノ・ノワール 40%/シャルドネ 30%/ムニエ 30% | ピノ・ノワール 60%/シャルドネ 25%/ムニエ 15% | ピノ・ノワール 50〜55%/シャルドネ 28〜33%/ピノ・ムニエ 15〜20% | ピノ・ノワール 100% | シャルドネ 54%/ピノ・ノワール 46% | ピノ・ノワール 43%/シャルドネ 35%/ピノ・ムニエ 22% | シャルドネ 100% |
度数 | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.5% | 12.0% | 12.0% |
生産地 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 | シャンパーニュ地方 |
生産者 | ドゥラモット | アンドレ・クルエ | アンリオ | パイパー・エドシック | テタンジェ | シャルル・エドシック | バロン・ド・ロートシルト | ルイ・ロデレール | ドラピエ | モエ・エ・シャンドン | ボランジェ | ヴーヴ・クリコ | アンドレ・クルエ | モエ・エ・シャンドン | クリュッグ | サロン |
内容量 | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml |
渋み | 1:弱い | 1:弱い | 1:弱い | 1:弱い | 2:弱め | 1:弱い | 1:弱い | 1:弱い | 1:弱い | 1:弱い | 1:弱い | 2:弱め | 1:弱い | 1:弱い | 1:弱い | 1:弱い |
甘み | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め |
酸味 | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め |
果実味 | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め |
価格を調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる |
幻のシャンパーニュ『サロン』の姉妹メゾン
「ドゥラモット ブリュット」
幻のシャンパーニュと言われる『サロン』の姉妹メゾンである『ドゥラモット』サロンはその品質が優れた年しか出荷を行わないことで有名ですが、出荷されなかった年のぶどうはデュラモットに使われてワインが作られます。その味わいは、上品な果実の甘みといきいきとした酸味が特徴的。最高級のシャンパーニュであるサロンの趣を、身近な価格で味わうことができるシャンパーニュです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: シャルドネ 60%/ピノ・ノワール 35%/ピノ・ムニエ 5%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: ドゥラモット
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
死ぬまでに飲みたいワインの一本
「シルバー・ブリュット・ナチュール アンドレ・クルエ」
雑誌『死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン』にて紹介されるほどハイレベルなシャンパーニュです。補糖は行わずぶどう本来の旨味と甘味を引き出して作られたワインは、上質なピノ・ノワールのピュアな果実味がそのまま表現され、優雅で非の打ち所がないワインに仕上がっています。値段はやや高めですが、その期待には十分応えてくれるでしょう。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: ピノ・ノワール 100%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: アンドレ・クルエ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
『至宝』という名の高級シャンパーニュ
「アンリオ ブリュット スーヴェラン」
ワインの名前にあるスーヴェランとは『至宝』という意味。その名の通りエレガントでワインとしての美味しさを最大限に表した、最高レベルのシャンパーニュです。オランダやオーストリア、ハンガリーの皇室御用達のこのワインは、上品な果実味と伸びやかな酸味とクリーミーな泡立ちから生まれる心地よい口当たりが特徴的なワインです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: シャルドネ 50%/ピノ・ノワール 45%/ピノ・ムニエ 5%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: アンリオ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
フランス王妃に献上されたシャンパーニュ
「パイパー・エドシック エッセンシエル キュヴェ ブリュット」
歴史あるシャンパーニュ・メゾンである『ハイパー・エドシック』1875年からワイン作りを行うこのシャンパーニュは、かつてフランス王妃に献上されていた経緯を持ちます。フレッシュで上品な味わいときめ細やかな泡が特徴的。当時の宮廷を魅了したシャンパーニュとして有名です。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: ピノ・ノワール 60%/ピノ・ムニエ 25%/シャルドネ 15%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: パイパー・エドシック
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
フランス大統領のレセプションで供されるワイン
「テタンジェ ブリュット レゼルヴ」
フランス大統領主催のレセプションでも供されるワインである『テタンジェ』世界の一流レストランでもワインリストに乗るこのシャンパーニュは、毎年作られるいくつかのヴィンテージワインをバランスよくブレンドし、熟成されたのちに完成に至ります。その味わいは、グレープフルーツのような爽やかな味わいと白い花、白桃のニュアンス、ブリオッシュのような芳香なアロマが特徴の一品。世界中の専門家が絶賛するシャンパーニュです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: シャルドネ 40%/ピノ・ノワール 35%/ピノ・ムニエ 25%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: テタンジェ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 2:弱め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
平均10年の熟成を経て作られるワイン
「シャルル・エドシック ブリュット・レゼルヴ」
創業者であるシャルル=カミーユ・エドシックによって1851年に創立された『シャルル・エドシック』いつも飲めばそのワインとはっきりとわかると言われたシャルルのシャンパーニュは、贅沢な品質が特徴のワイン。60のクリュから厳選したぶどうを使い、平均10年熟成させて作られるワインは、ブリオッシュやトーストのニュアンス、マンゴーやアプリコットのアロマと芳醇な果実味が特徴の一品。世界中で愛されているシャンパーニュです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: シャルドネ 40%/ピノ・ノワール 40%/ピノ・ムニエ 20%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: シャルル・エドシック
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
ボルドー1級シャトーの作るシャンパーニュ
「シャンパーニュ・バロン・ド・ロートシルト ブリュット」
ボルドー1級シャトーで有名な『バロン・ド・ロートシルト』が作り出すシャンパーニュです。世界的に有名なこの一家が、世界で最も名声の高いワインの一つであるシャンパーニュを作ろうと考案されて生まれたワインは、きめ細やかな泡と繊細でフレッシュな香りが印象的なワイン。しっかりとした骨格を持ち、力強い味わいの中に柔らかさも併せ持つ一品です。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: シャルドネ 60%/ピノ・ノワール 40%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: バロン・ド・ロートシルト
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
自社畑の良質なぶどうから作るワイン
「ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ」
1776年に設立された歴史あるシャンパン・メゾンである『ルイ・ロデレール』自社畑を持ち、そのほとんどがグラン・クリュ、プルミエ・クリュに位置付けられる畑で作られるワインは、しっかりとした骨格と上品で生き生きとした芳香を持った一品。凝縮された複雑で力強い味わいを楽しめるシャンパーニュです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: シャルドネ 40%/ピノ・ノワール 40%/ピノ・ムニエ 20%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: ルイ・ロデレール
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
農薬を使用しない自然派シャンパーニュ
「ドラピエ ブリュット・ナチュール」
シャンパーニュ地方南端のウフヴィルにて醸造所を構えるドラピエ。1989年から一切農薬を使わない有機栽培にてぶどうを栽培しています。そんな環境にて作られるシャンパーニュは、柑橘類や赤系果実、洋梨のアロマが特徴的。ほのかに感じるスパイシーさも混じり、すっきりとした飲みやすいワインに仕上がっています。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: ピノ・ノワール 100%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: ドラピエ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
モエ・エ・シャンドンの代表的な存在
「モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル」
1743年創立の歴史あるシャンパン・メゾンのシンボル的な存在である『アンペリアル』最高レベルのメゾンにて作られるこのシャンパンは、青りんごや洋梨のフルーティな味わいと白い花のようなニュアンスを持ったアロマが特徴的。食前酒からデザートまで、幅広く活躍してくれるワインです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: ピノ・ノワール 40%/シャルドネ 30%/ムニエ 30%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: モエ・エ・シャンドン
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
英国王室御用達のシャンパーニュ
「ボランジェ スペシャル・キュヴェ」
創業者であるジャック・ボランジェ氏により1829年に創立された、名門シャンパーニュ・メゾンである『ボランジェ』使用するぶどうの70%はグラン・クリュとプルミエ・クリュの畑にて収穫したぶどうを使っています。代名詞ともいえる樽熟成を3年間行ってリリースされるワインは、ピノ・ノワールの豊かなボディと繊細で奥深い味わいが特徴の一品。英国王室御用達のシャンパーニュです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: ピノ・ノワール 60%/シャルドネ 25%/ムニエ 15%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: ボランジェ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
爽やかさとフルーティーさのハーモニー
「ヴーヴ・クリコ イエロー・ラベル」
1772年創業のヴーヴ・クリコを代表するスタンダードキュヴェ『イエロー・ラベル』50〜60の異なる畑から収穫されたぶどうをブレンドして作られるワイン。そのぶどうはグラン・クリュ、プルミエ・クリュの畑から収穫されたぶどうを主として使われています。その味わいは、しっかりとした果実味とブリオッシュのような心地よい香りがが特徴的なワイン。バランスの取れた味わいで、爽やかさとフルーティーさが上質なハーモニーを繰り出す一品です。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: ピノ・ノワール 50〜55%/シャルドネ 28〜33%/ピノ・ムニエ 15〜20%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: ヴーヴ・クリコ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 2:弱め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
辛口シャンパーニュの先駆者
「ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット・シャンパーニュ」
1846年、当時甘口のシャンパンが流行だった中、ブリュット(辛口)を先駆けて作り作られたワインです。フローラルで気品があり、フレッシュな味わいから始まり、バターやバニラといったアロマへと移り変わっていきます。芳醇さとフレッシュさが両立した、ハイレベルなシャンパーニュです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: ピノ・ノワール 100%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: アンドレ・クルエ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
世界で最も有名なシャンパーニュ
「ドン・ペリニヨン」
ワインにあまり詳しくない方でも『ドンペリ』と言われたらわかる方も多いのではないでしょうか?世界で最も有名なシャンパーニュであるこのがドン・ペリニョン』は、現在のシャンパーニュの礎を築いたとも言われており、世界最高クラスの評価を得ています。ヴィンテージによって味わいは異なりますが、主にナッツやトーストのようなアロマとミネラル感を持った引き締まった味わいが特徴的。質の良いヴィンテージしか製造していないため、いわゆるハズレは存在しないと考えて良いでしょう。お値段は高いですが、一度は飲んでみたいシャンパーニュです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: シャルドネ 54%/ピノ・ノワール 46%
- 度数: 12.5%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: モエ・エ・シャンドン
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
『帝王』の名を持つシャンパーニュ
「クリュッグ グランド・キュベ ブリュット」
名実ともに世界最高峰のシャンパーニュである『クリュッグ』ワインに詳しくない方でも名前は聞いたあるのではないでしょうか。10年以上のヴィンテージをワインを120種類もブレンドして、その後最低でも6年は熟成させて作られているワインです。黄金色に輝くボディから繰り出される味わいは、トースト、ナッツ、ジンジャー、ドライフルーツ等の多くの要素が複雑に絡み合うアロマときめ細かくクリーミーで優美な泡立ちが特徴的。まさにシャンパーニュの最高峰といえる味わいです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: ピノ・ノワール 43%/シャルドネ 35%/ピノ・ムニエ 22%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: クリュッグ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
世界最高峰、幻のシャンパーニュ
「シャンパーニュ サロン ド ブラン」
もはや幻と言っても過言ではない、孤高の存在であり続けるサロンのトップキュヴェ。世界中のワインラヴァーにとっての憧れの一品です。その味わいはヴィンテージ毎に異なるものの、ヘーゼルナッツ、くるみ、トースト、蜂蜜のような香りと上質な絹のような滑らかな口当たり、果実味が凝縮した味わいが特徴です。最低でも10年は寝かせないと、本来の実力を味わうことは難しいでしょう。価格はかなり高いですが、ワインラヴァーであれば一生に一度は飲んでみたいワインです。
- 種類: スパークリング(白)
- 品種: シャルドネ 100%
- 度数: 12.0%
- 生産地: シャンパーニュ地方
- 生産者: サロン
- 内容量: 750ml
- 渋み: 1:弱い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
おわりに
今回の記事、いかがでしたでしょうか?
フランスの代表的なスパークリングワインであるシャンパーニュは世界最高峰のスパークリングと言われていますが、その特徴をより深く知ることで、ご自身に合ったワインを選ぶ際の参考になったのではないでしょうか。
今回の記事が、読んでくださった皆様がワインを選ぶ際の参考になればとても幸いです。
※ 価格は2022年8月時点のものとなります。ご注意ください。