イタリアワインの王様『バローロ』おすすめ19選|当たり年もご紹介!
イタリアの有名な赤ワインである『バローロ』。ワイン初心者の方でも、一度は名前を聞いたことはあるのではないでしょうか?ただ、名前は知っていてもどんな特徴を持ったワインなのか、ご存知ない方も多いと思います。
そこでこの記事では、
- バローロの特徴と品種
- バローロの当たり年
- バローロのおすすめワイン19選
をご紹介します。
この記事を読めば、バローロのことをより深く知り、さらにはおすすめのワインを購入することができます。是非最後まで読み進んでもらえると幸いです。
- 1. バローロとは?
- 2. バローロの特徴、バルバレスコとの違い
- 3. バローロに使われている品種は?
- 4. バローロの5大産地とは?
- 5. バローロの当たり年は?
- 6. バローロのおすすめワイン19選
- 6.1. 一覧
- 6.2. コストパフォーマンスのよいバローロ
「テッレ・ダ・ヴィーノ バローロ」 - 6.3. 最新鋭の設備と伝統の技術で作るワイン
「ベル・コッレ バローロ シンポジオ」 - 6.4. ボリューム感のある力強いバローロ
「リヴァ・レオーネ バローロ」 - 6.5. クラシックなバローロの味わい
「テッレ・デル・バローロ バローロ」 - 6.6. 至宝と言われるワイナリーが作るバローロ
「フォンタナフレッダ バローロ」 - 6.7. 究極のフルボディを持つ力強いバローロ
「ロベルト・サロット バローロ アウダチェ」 - 6.8. 肉料理によく合うフルボディのバローロ
「ジャコーザ・フラテッリ バローロ」 - 6.9. バランスの取れたボディが特徴のバローロ
「ニコレッロ バローロ」 - 6.10. 徹底した間引きにより生まれる濃厚感
「カッシーナ・キッコ バローロ ロッケ・ディ・カステッレット」 - 6.11. 老舗ならではの奥ゆかしい味わい
「フォンタナフレッダ セッラルンガ・ダルバ バローロ」 - 6.12. ワインアドヴォケイト93点のワイン
「G.D.ヴァイラ バローロ アルベ」 - 6.13. 長期熟成向きのワイン
「プルノット バローロ」 - 6.14. 正統派のバローロの味わい
「ヴェッキア・ストーリア バローロ」 - 6.15. 良い意味で『普通ではない』ワイン
「ピオ・チェザーレ バローロ」 - 6.16. 伝統的なバローロの真髄
「カヴァロット バローロ ブリッコ・ボスキス」 - 6.17. イタリアワインの帝王が作るワイン
「ガヤ ダグロミス バローロ」 - 6.18. 漫画『神の雫』第六の使徒ワイン
「バローロ アレステ(カンヌビ・ボスキス)」 - 6.19. 25年以上の熟成に耐えうるワイン
「マルケージ・ディ・バローロ バローロ」 - 6.20. バローロを代表する超有名ワイン
「ボルゴーニョ バローロ リゼルヴァ」
- 7. おわりに
バローロとは?
バローロとは、イタリアのピエモンテ州にあるバローロ村近辺で作られる高級ワインです。イタリアで古くから作られるワインで、バローロを認定する機関である『バローロ D.O.C.G』の認定を受けなければ、バローロの名をつけることはできません。
同じくピエモンテ州で作られるバルバレスコが、その可憐な味わいから『ワインの女王』と呼ばれるのに対し、バローロは力強く男性的な味わいを持っていることから『ワインの王様』と呼ばれています。
バローロの特徴、バルバレスコとの違い
バローロ最大の特徴は、何と言っても『重厚さ』です。しっかりとしたタンニンの渋み、きめ細やかな酸、なめし革のようなニュアンスが特徴的。渋み、酸味、風味の要素が高いレベルでバランスを取る、力強いワインです。
また、バルバレスコとの1番の違いは熟成期間にあります。バルバレスコは最低26カ月間の熟成が義務付けられているのに対し、バローロは38カ月間の熟成が必要。バローロの方が熟成期間が長い分、力強く男性的なワインに仕上がります。
バローロに使われている品種は?
バローロはイタリアの土着品種である『ネッビオーロ』という品種100%使用して作られます。ネッビオーロは、病気にかかりやすく栽培が難しい品種のため、生産量が少なく希少価値の高いぶどう品種です。
ネッビオーロは長期熟成向きの品種で、若いうちはタンニンの渋みと酸味が強く、やや飲みづらいワインになりますが、熟成を重ねるごとにスミレやバラの花のようなアロマが表れ、飲む人を魅了する香りを醸し出します。
バローロの5大産地とは?
バローロはイタリアピエモンテ州の特定の地域のみで作られるワインですが、その中でも特に質の高い土地で素晴らしいテロワールを持つ産地を『クリュ・バローロ』と呼びます。現在、クリュ・バローロに認定されている産地は5つ存在しており、それぞれが異なるテロワールを持っています。
では、クリュ・バローロに認定された5つの産地とそれぞれの特徴を見ていきましょう。
バローロ村
バローロの産地の中で西側に位置する村であるバローロ村。きめの細かい粘土質と石灰岩土壌を持ち、優美さと力強さを備え持つワインが多く生産されています。バローロの産地の中で最も調和の取れたワインが作られる産地で、典型的なバローロの味わいを楽しむことができるでしょう。
ラ・モッラ村
5つの村の中で北西に位置するラ・モッラ村。マンガンやマグネシウム、石灰を多く含む土壌を持っていることから、ミネラル分の多いフレッシュで若々しいバローロが多く作られます。バローロの産地の中でもエレガンスで香り高いバローロを排出していることで有名です。
カスティ・リオーネ・ファッレット村
5つの村のちょうど中央北側に位置するカスティ・リオーネ・ファッレット村。畑の土壌は、村の西側は粘土と砂の混じりあった土壌、東側は石灰岩土壌とバラエティに富んだ地質を持っています。5つの村の中では最も生産量が少ないながらも古くから名声を得ている畑がいくつか存在している点が特徴です。
モンフォルテ・ダルバ村
バローロの産地としては最も南側に位置するモンテフォルテ・ダルバ村。鉄分を多く含んだエルヴェツィアーノと呼ばれる土壌を持っており、濃い果実味とずっしりと重たい飲みごたえの、パワフルで男性的なワインが多く作られている点が特徴です。
セッラルンガ・ダルバ村
バローロの産地としては最も東側に位置するセッラルンガ・ダルバ村。南北に連なる山脈の裾野に畑が存在しており、鉄分を多く含んだ土壌が多いことが特徴。ストラクチャーがしっかりした長期熟成向きのワインが多く生み出されています。まさに『バローロの中のバローロ』と呼ばれる存在です。
バローロの当たり年は?
ワインの味を決める要素として『天候』はとても重要です。毎年天候条件が異なる中、天候に恵まれ、好条件でワイン作りが出来た年を、一般的に『当たり年』と呼びます。
バローロが作られるピエモンテ州の当たり年は、最近だと『1999年〜2001年』『2004年』『2006年』『2007年』『2009年』『2010年』『2013年』『2015年』『2016年』となりますが、特に『2001年』はパーフェクトイヤーと呼ばれ、ワインの質が高く、飲み頃のワインが作り出された年となります。
※ より詳細に知りたい方は、以下のヴィンテージチャートをご参照ください
ただし、あくまで当たり年は参考であり、天候以外にも生産者の技術や手間、その土地の土壌などの要素も、ワインの味に大きく影響しますので、是非実際に飲んでみて、味わいを感じてみてください。
バローロのおすすめワイン19選
では、バローロのおすすめワインを見ていきましょう。
まずは全ワインを一覧でご覧ください。
一覧
テッレ・ダ・ヴィーノ バローロ | ベル・コッレ バローロ シンポジオ | リヴァ・レオーネ バローロ | テッレ・デル・バローロ バローロ | フォンタナフレッダ バローロ | ロベルト・サロット バローロ アウダチェ | ジャコーザ・フラテッリ バローロ | ニコレッロ バローロ | カッシーナ・キッコ バローロ ロッケ・ディ・カステッレット | フォンタナフレッダ セッラルンガ・ダルバ バローロ | G.D.ヴァイラ バローロ アルベ | プルノット バローロ | ヴェッキア・ストーリア バローロ | ピオ・チェザーレ バローロ | カヴァロット バローロ ブリッコ・ボスキス | ガヤ ダグロミス バローロ | バローロ アレステ(カンヌビ・ボスキス) | マルケージ・ディ・バローロ バローロ | ボルゴーニョ バローロ リゼルヴァ | |
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写真 | |||||||||||||||||||
本体価格 | 2,800 円 | 3,300 円 | 3,330 円 | 3,533 円 | 4,421 円 | 4,611 円 | 4,973 円 | 5,248 円 | 5,347 円 | 5,835 円 | 6,270 円 | 6,284 円 | 6,300 円 | 8,814 円 | 10,272 円 | 12,700 円 | 19,140 円 | 19,478 円 | 22,000 円 |
種類 | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン |
品種 | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% | ネッビオーロ 100% |
度数 | 13.0% | 14.5% | 14.0% | 14.0% | 14.0% | 15.0% | 13.5% | 13.5% | 14.5% | 14.0% | 14.0% | 14.0% | 14.0% | 14.5% | 14.5% | 14.5% | 14.5% | 13.5% | 13.5% |
生産地 | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ | ピエモンテ |
生産者 | テッレ・ダ・ヴィーノ | ベル・コッレ | MGMモンド・デル・ヴィーノ | テッレ・デル・バローロ | フォンナフレッダ | ロベルト・サロット | ジャコーザ・フラテッリ | ニコレッロ | カッシーナ・キッコ | フォンナフレッダ | G.D.ヴァイラ | アンティノリ | ヴェッキア・ストーリア | ピオ・チェザーレ | カヴァロット | ガヤ | ルチアーノ・サンドローネ | マルケージ・ディ・バローロ | ボルゴーニョ |
内容量 | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml | 750ml |
渋み | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 5:強い |
甘み | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 3:普通 | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め |
酸味 | 2:弱め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 2:弱め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 3:普通 | 4:強め | 4:強め | 4:強め | 3:普通 | 4:強め | 3:普通 |
果実味 | 4:強め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 2:弱め | 2:弱め | 2:弱め | 4:強め | 2:弱め | 4:強め | 3:普通 | 2:弱め | 3:普通 | 3:普通 | 2:弱め |
価格を調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる | Amazonで調べる 楽天で調べる Yahooショッピングで調べる |
コストパフォーマンスのよいバローロ
「テッレ・ダ・ヴィーノ バローロ」
1980年に地元のぶどう農家と協同組合によって生まれた『テッレ・ダ・ヴィーノ』現在では2,500ものぶどう農家を抱えるこの組合が作るワインは、プラムやラズベリー、スグリといった芳醇な果実味とアーモンドのようなニュアンスが特徴的。バローロの中ではかなり値段が抑えめで、コスパの良いワインです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 13.0%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: テッレ・ダ・ヴィーノ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 4:強め
最新鋭の設備と伝統の技術で作るワイン
「ベル・コッレ バローロ シンポジオ」
伝統を守りつつ、最新の設備を導入し、進化を続ける生産者である『ベル・コッレ』が手がけるバローロです。海外の評論家からも注目される生産者が作るワインは、美しく輝くガーネット色、チョコレートやドライフラワーのようなフローラルなアロマ、オークやレザーのようなニュアンスを感じられる一品。さらに、滑らかながらもしっかりとしたタンニンを感じることができるワインです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: ベル・コッレ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
ボリューム感のある力強いバローロ
「リヴァ・レオーネ バローロ」
1991年にエミリア・ロマーニャの3人の醸造家によって立ち上がった『MGMモンド・デル・ヴィーノ』今やイタリアのトップワイナリーに成長したメーカーが作り出すワインは、美しくオレンジがかったルビー色と、チェリーや木いちごの赤系果実の香り、バニやらスミレのニュアンスが特徴的なワインに仕上がっています。ボリューム感のある長い余韻を楽しめるバローロです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.0%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: MGMモンド・デル・ヴィーノ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
クラシックなバローロの味わい
「テッレ・デル・バローロ バローロ」
2人の農学者が農地作業から収穫時期まで細かく指導を行いながらワイン作りを行う『テッレ・デル・バローロ』伝統とモダンが交わる手法で作り出されるワインは、微かな甘味、程よいタンニン、フレッシュでフルーティーな味わいが特徴的なワイン。典型的なクラシックな味わいが特徴的なバローロです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.0%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: テッレ・デル・バローロ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
至宝と言われるワイナリーが作るバローロ
「フォンタナフレッダ バローロ」
ワイン専門誌にて『最も偉大な至宝のごときワイナリー』とまで言われた『フォンナフレッダ』が手がけるバローロです。その味わいは、ドライフラワーやスミレ、チェリーのようなアロマとタバコやスパイスのようなニュアンス、上質な酸としっかりとしたタンニンが特徴的。余韻も長く、ハイレベルなバローロです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.0%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: フォンナフレッダ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
究極のフルボディを持つ力強いバローロ
「ロベルト・サロット バローロ アウダチェ」
18世紀末からピエモンテ州に拠点を持つ歴史ある生産者である『ロベルト・サロット』ワイン専門誌にて常に高い評価を得続けているサロット家が作り出すワインは、オレンジがかったルビー色と複雑で魅惑的なアロマ、樽由来のアーモンドのようなニュアンスと、良質なタンニンが特徴のワイン。究極のフルボディを持つ、力強いワインです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 15.0%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: ロベルト・サロット
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 4:強め
- 酸味: 2:弱め
- 果実味: 2:弱め
肉料理によく合うフルボディのバローロ
「ジャコーザ・フラテッリ バローロ」
畑への徹底したこだわりで高品質なワインを作り出している『ジャコーザ・フラテッリ』のバローロです。最適な気候条件で作られるワインは、濃いルビーレッドの色合いにバラのような香り、滑らかな口当たりが特徴のワイン。牛肉や羊肉といった肉料理によく合う、フルボディのバローロです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 13.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: ジャコーザ・フラテッリ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
バランスの取れたボディが特徴のバローロ
「ニコレッロ バローロ」
1900年初頭から続く伝統あるワイナリーである『ニコレッロ』勤勉で生真面目なオーナーが手腕を振るって作られるワインは、とてもバランスの取れたボディが特徴的。こなれたタンニンといきいきとした酸味、心地よく続く余韻。全てのバランスが取れた高品質なワインです。本格的なバローロを楽しみたい方におすすめです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 13.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: ニコレッロ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
徹底した間引きにより生まれる濃厚感
「カッシーナ・キッコ バローロ ロッケ・ディ・カステッレット」
多くのワイン専門誌にて高評価を得ている注目の実力派ワイナリー『カッシーナ・キッコ』が手がけるワインです。傾斜の強い畑で全て手積み、かつ徹底した間引きを行なって育つぶどうから作られるワインは、ラズベリーを思わせる赤系果実の香りとスパイシーなニュアンス、余韻の長いタンニンの渋みが特徴的。凝縮されたフルボディの味わいを楽しみたい方におすすめのバローロです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: カッシーナ・キッコ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
老舗ならではの奥ゆかしい味わい
「フォンタナフレッダ セッラルンガ・ダルバ バローロ」
バローロの有名な産地であるセッラルンガ・ダルバにてワイン作りに営む『フォンナフレッダ』のワインです。1878年から続く老舗ワイナリーが生み出すワインは、バラやスミレのアロマとタバコのようなニュアンス、上質な酸が特徴の一品。老舗ならではの奥ゆかしい味わいを楽しむことができるバローロです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.0%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: フォンナフレッダ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
ワインアドヴォケイト93点のワイン
「G.D.ヴァイラ バローロ アルベ」
エレガントなバローロを作り出すワイナリーの代表格『G.D.ヴァイラ』が作るワインです。有名なワイン雑誌、ワインアドヴォケイトにて93点を獲得したこのワインは、プラムやオレンジピールのアロマ、杉の木のニュアンス、上質なタンニンが特徴的なワイン。熟成にも向いており、しばらく寝かせると良い味わいが出てきます。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.0%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: G.D.ヴァイラ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 3:普通
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
長期熟成向きのワイン
「プルノット バローロ」
ピエモンテにて100年以上の歴史を持つ名門ワイナリーである『アンティノリ』が手がけるワイン。イタリアの代表品種であるネッビオーロ100%で作られたワインは深いガーネットの色調とカシスやブルーベリーといった黒系果実の豊かで複雑な味わいが特徴。若いうちはやや酸味が強いですが、熟成に伴いなめし皮やトリュフのようなアロマが現れます。長期熟成にも耐えられるワインなので、比較的オールドヴィンテージの購入をおすすめします。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.0%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: アンティノリ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
正統派のバローロの味わい
「ヴェッキア・ストーリア バローロ」
イタリアワインののプロフェッショナルとも呼ばれる『ヴェッキア・ストーリア』が作り出すワインです。数々のコンクールで受賞経験のあるワイナリーが作るこのワインは、オーク樽由来の香ばしいアロマとしっかりとしたタンニン、酸味が特徴的。正統派のバローロと呼べる味わいです。少し寝かせてから飲むと酸味がまろやかになります。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.0%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: ヴェッキア・ストーリア
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 3:普通
- 果実味: 2:弱め
良い意味で『普通ではない』ワイン
「ピオ・チェザーレ バローロ」
1881年設立の歴史あるワイナリーである『ピオ・チェザーレ』が作る高級バローロ。複数の畑から取れるぶどうを意図的にブレンドして厚みを持たせたワインは、良い意味で『普通ではない』味わい。バランスの取れた果実味と柔らかなタンニン。最高のストラクチャーを持った力強いバローロです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: ピオ・チェザーレ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 4:強め
伝統的なバローロの真髄
「カヴァロット バローロ ブリッコ・ボスキス」
5世紀続く老舗ワイナリーである『カヴァロット』が生み出すハイクオリティなバローロです。全て単独所有の畑から作られるワインは、独自のこだわりを持ったぶどうの味わいがしっかりと表れます。澄んだガーネットの色合い、エレガントなバラの香り、スパイシーなニュアンス、ほのかに香る土っぽさ。多くの要素を含んでいます。伝統的なバローロの真髄とも呼べるワインです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: カヴァロット
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 3:普通
イタリアワインの帝王が作るワイン
「ガヤ ダグロミス バローロ」
イタリアワインの帝王とも呼ばれる生産者である『ガヤ』が作り出すバローロです。素晴らしいテロワールを持つ畑を多く所有する作り手のワインは、バローロらしい深いルビーの色合い、ベリー系の香りが特徴的。しっかりとしたストラクチャーを持ったワインのため、最低10年は寝かせた上で飲むことで本領を発揮するワインです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: ガヤ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 2:弱め
漫画『神の雫』第六の使徒ワイン
「バローロ アレステ(カンヌビ・ボスキス)」
漫画『神の雫』にて第六の使徒として選ばれて以来人気殺到のワインです。比較的購入しやすい価格のため、リリースの都度、少ない割り当てを巡って世界中で争奪戦が繰り広げられる一品です。漫画内ではカンヌビ・ボスキスと紹介されていますが、今はアレステに改名されています。味の秘訣は最上区画のぶどうのみを使用して作られている点。薔薇、チョコレートのアロマとベリー系の果実味が強く、渋味と酸味のバランスも絶妙。世界で見ても最高レベルのワインです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 14.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: ルチアーノ・サンドローネ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 3:普通
- 果実味: 3:普通
25年以上の熟成に耐えうるワイン
「マルケージ・ディ・バローロ バローロ」
1807年、バローロの伯爵であるファッレッティ家によって設立されたワイナリー『マルケージ・ディ・バローロ』のワインです。このワインの最大の特徴は長期熟成向きである点。25年以上の熟成にも耐えうる力強さを持ったワインです。50年近く熟成されているワインも存在しています。長い年月を経て熟成されたワインを楽しみたい方におすすめです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 13.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: マルケージ・ディ・バローロ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 4:強め
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 4:強め
- 果実味: 3:普通
バローロを代表する超有名ワイン
「ボルゴーニョ バローロ リゼルヴァ」
バローロといえば『ボルゴーニョ』と言われるほど超有名なワインです。伝統的な手法で作られるワインは、ドライで調和の取れた滑らかな味わいが特徴的。50年を超える長期熟成も可能で、長熟ワインの中では比較的お値打ちに購入できるワイン。オールドヴィンテージの古典派バローロを楽しみたい方におすすめです。
- 種類: 赤ワイン
- 品種: ネッビオーロ 100%
- 度数: 13.5%
- 生産地: ピエモンテ
- 生産者: ボルゴーニョ
- 内容量: 750ml
- 渋み: 5:強い
- 甘み: 2:弱め
- 酸味: 3:普通
- 果実味: 2:弱め
おわりに
今回の記事、いかがでしたでしょうか?
『イタリアワインの王様』と呼ばれるバローロは、とてもパワフルで男性的なワインですが、多くの種類が存在しており、いざ購入しようと思うと迷う方も多いと思います。
今回の記事では、バローロの特徴とおすすめワインをご紹介しています。是非、今回の記事を参考に、お好みのワインを見つけていただけると幸いです。
※ 価格は2022年8月時点のものとなります。ご注意ください。