アマローネとは？どんなワイン？｜特徴や品種、当たり年をご紹介！

アマローネとは、収穫したぶどうを陰干して甘味を引き出したうえで醸造して作られるワインです。100年以上前から多くの人々を魅了してきた醸造家である『ルイジ・リゲッティ』が作るアマローネは、個性的な強く甘い香りと芳醇な果実味、しっかりとしたタンニンが特徴の一品。この値段で買えるアマローネとしては最高クラスのワインです。

アマローネのスペシャリストとも呼ばれる『コッティーニ』家が運営するワイナリーである、『ヴィッラ・アンナベルタ』が作るワインです。最新鋭の設備を導入しているワイナリーで作られるアマローネは、長期熟成にも耐えられるしっかりとしたタンニンが特徴的。また、レーズンのようなアロマとふくよかな果実味のバランスが良い点も特徴的なワインです。

ヴェネトの有名醸造家であるピオーナ家が運営するワイナリー『トッレ・ドルティ』のワインです。標高300mに位置する小屋で自然乾燥させたぶどうで作るワインは、いきいきとした酸味と深みのある色合い、繊細なタンニンが特徴的なワインです。そのクオリティから、『ヴェローナの宝石』とも呼ばれています。

ヴェローナにて高品質なワインを作り続けている『ベルターニ社』が手がけるアマローネです。全て自社畑で栽培し、こだわり抜いたぶどうのみを使用して作られたワインは、プラムやラズベリーといった果実の風味とスパイスのアロマ、しっかりとしたタンニンが特徴的。とてもまろやかで、エレガントな味わいのワインです。

ヴェネト州にて3代にわたりぶどう栽培を行ってきた『アダミ家』が2004年よりワイン製造、瓶詰めを開始し、作られたアマローネです。濃厚なブラックチェリーのアロマ、黒系果実の風味、ほのかに感じるスパイシーさが特徴のワイン。酸味のバランスも良く、伝統的なアマローネの味わいを楽しめる一品です。

ヴァルポリチェッラの北部にある畑にて栽培されたぶどうを使い作られたワインです。石灰岩質の土質から生まれたワインは、テロワールを反映した上品で繊細な味わいのワイン。一般的なアマローネと比べ、エレガントなスタイルに仕上がっています。樽由来のアーモンドのようなニュアンスも含まれた上品な味わいのアマローネです。

1938年創業、伝統的なアマローネの作り手『ヴィヴィアーニ』が手がけるワインです。標高350〜450mの高地で生まれるワインは、ハーブのような清涼感のあるアロマと、凝縮した果実味、ドライでパワフルな味わいが特徴的。まさに昔ながらの伝統的なアマローネを楽しみたい方におすすめのワインです。

世界で最も有名なアマローネとして知られるマァジ社の『コスタセラ アマローネ』です。ヴェネト州て最高級の畑で育つ、コスタセラのぶどうを陰干しして作られるワインは、スミレやオレンジピールを感じさせるアロマとブルーベリーのような果実味を味わうことができます。イタリアの高級ワインを試してみたい方におすすめです。

ヴェネト州東部に位置するソアーヴェにて作られるワインです。白ワインで有名なこの地でワインづくりを営む『ピエロパン』は天才的な醸造技術を持つと言われており、そのワインは濃いルビー色でブラックベリー等の黒系果実のアロマと骨格のしっかりしたワインに仕上がります。肉のグリルや煮込み等の伝統的な肉料理によく合うワインです。

イタリアにてアマローネ作りを牽引する存在である『トンマージ家』が手がけるワインです。1902年の創業以来、100年以上に渡りワインに携わってきた名門が作るアマローネは、ストラクチャーのしっかりとしたワイン。タンニン、果実味、酸味のバランスが良く、エレガントな味わいのワインです。ワインの質が良くないヴィンテージは出荷を見送るほどの徹底ぶり。希少価値の高いワインです。

ヴェネト州のトップ生産者であり、16世紀初頭からワイン作りを営む『アレグリーニ家』が作るワインです。家族経営にて営むワイナリーが作るアマローネは、肉付きの良いドライチェリーやいちごのようなアロマとほのかに感じるスパイシーなニュアンス、ふくよかで丸みのあるタンニンが特徴的。余韻も長く感じることができる、とてもクオリティの高いアマローネです。

イタリアの主要ワインガイド誌にて最高評価を受けたアマローネです。平均樹齢40年という古木から作られるワインは、力強いボディとタンニン、酸のバランスの良さが特徴的。20年はゆうに超える長期熟成向きなワインでもあるので、購入してすぐ飲むのではなく、しばらく熟成させてから楽しむ方が良いかもしれません。

イタリアの有名なワインコンペティションで最優秀生産者の称号を得たワイナリーである『チェザーリ』が手がけるフラグシップワインです。ダークチェリーを思わせる香りとココアのようなニュアンス、厚みのあるアタックに力強い酸味。全てのバランスが取れており、エレガンスで洗練されたワインに仕上がっています。まさに、最高級のアマローネと言える仕上がりと言って良いでしょう。

イタリアを代表するワインである『アマローネ』は、日本語にすると苦味という意味。収穫したぶどうを陰干し、水分を蒸発させて作ることで複雑なアロマと苦味を生み出します。水分が少ない分、収穫量も減るため価格は上がりますが、品質は最高。真のアマローネを味わいたい方におすすめです。

イタリアヴェネトの地にて5代に渡りワイン作りを行う『テデスキ』が手がけるトップキュヴェ。1824年の創業から伝統的な技術と最新鋭の設備を持つ生産者が作るこのアマローネは、干しぶどう、ブルーベリーの果実味と樽由来のバニラのようなニュアンス、丸みのあるふくよかなボディが特徴的。芳醇な風味が特徴的なワインです。

世界が注目するイタリアの至宝とも呼ばれる生産者である『ダル・フォルノ・ロマーノ』が本気で手がける最高級ワインです。1本のぶどうの樹から、わずか1杯のワインしか造られないと言われるこのアマローネはとにかく凝縮感が満載。幾層にも重なった複雑なアロマとタールやエスプレッソのようなニュアンス、圧倒的な果実味が特徴的。『飲んだ人の記憶にいつまでも残る』と言われる、偉大なワインです。