イタリアのおすすめ赤ワイン35選｜特徴や主要産地もあわせてご紹介！

人気漫画『神の雫』で紹介されて一躍有名になったワインです。本来であれば1本の木に8房のぶどうが生るところを4房まで剪定して作られるワインは、口にした瞬間に飛び込んでくる芳醇な果実味と、しっかりとしたタンニン、樽熟成によるバニラ香が特徴的なワインです。分かりやすく美味しいワインの代表格で、ワイン飲みはじめの方にもおすすめです。

ポッジョ・レ・ヴォルピ社が手がける1番人気のワインです。ステンレスタンクで18ヶ月熟成されたこのワインは鮮やかなルビーレッドの色彩を放ち、いきいきとしたタンニンが特徴。本当の意味で『濃いワイン』を飲みたい方におすすめです。また、価格もお手頃なため、テーブルワインとして家飲みするのに最適です。

1950年台からワイン作りに営むワイナリーが50周年を記念して作った上級ワインです。イタリアのかかと部分にあたるプーリア州の温暖な気候で作られたワインは濃厚な果実味とスパイス、バニラのようなアロマが特徴。とても力強いワインに仕上がっています。

イタリアを代表する産地である、アブルッツォ・プーリア・シチリアのぶどうを使い、それぞれの個性を活かしたワインである『トレ・イコーネ 663』名前に含まれる663とは、3つの畑を結んだ距離を表します。その味わいは、豊富な果実味とアタックの強いタンニン、バラやチェリーの香りを含んだアロマが特徴的。複雑味を帯びた高品質なワインです。

比較的高い高度で粘土質な畑で栽培されるぶどうから作られるワインはアルコール度数が高く、力強いワインに仕上がります。また収穫後に15日〜20日間畑でぶどうを宙にぶら下げておくことで糖度も増しています。その味わいは、丸みを帯びたタンニンと滑らかな口当たりが特徴。非常に上品で力強い味わいのワインです。

イタリアで最も多く栽培されている品種である、サンヴェジョーぜで作られたワインです。全て手摘みで収穫されたぶどうから作られるワインは、甘く新鮮な赤系果実の風味にどっしりとした重さが特徴。この値段帯のワインとは思えない程の濃厚さです。

マンモスのパッケージが印象的なワイン。一度見たら忘れられないラベルですね。プリミティーボという品種はあまり聞き慣れないかもしれませんが、イタリア以外ではジンファンデルと呼ばれている品種。その味わいは力強い果実味としっかりとしたタンニンが特徴。酸味は控えめのため、かなり飲みやすいワインです。

芸術家の家庭に生まれた醸造家であるビービー・グラーツ氏によるワイン。元々は家族のみで楽しむワインとして作っていたところ、コンクール等で賞を獲得し有名になったワインです。黒すぐりやドライチェリーといった果実味とスパイシーなアロマが特徴。価格も抑えめなので、毎日飲むテーブルワインに最適です。

タンニンの強さが特徴的なネグロアマーロを充分に乾燥させ、糖度を凝縮して作ったワインです。とても口あたりの滑らかなワインで、カシスやブラックベリーといった黒系果実の風味を味わうことができます。甘辛いタレに合わせた焼き肉にピッタリのワインです。

1900年台初頭に設立されたワイナリーにて作られるワイン。勤勉で真面目な性格のオーナーが手がけるワインです。ぶどうの特性を熟知した醸造家の作るワインは、いちごやアセロラといった赤系果実の風味と、樽香由来のコーヒーを思わせるアロマが特徴的。舌ざわりも滑らかでバランスの取れた一品です。

ワインの名前にあるチャンキーとは、『たくましい』という意味。その名の通りぶどう本来の風味を生かした力強いワインです。古木から作られるこのワインは、ダークベリーの果実味をベースに、樽香由来のバニラやチョコレートのようなアロマが特徴。とても飲みごたえのあるワインです。

イタリア最高峰ワインといわれる『レディ・ガッフィ』のセカンドワインです。濃厚感のある果実味とそこに溶け込むカカオのようなアロマ、ミネラル感、スパイシーさがバランス良く合わさっており、高級感を出しています。最高レベルのワイナリーが作るだけあり、レベルの高いワインです。

サンジョヴェーゼのスペシャリストと言われるワイナリーであるカルピネート社が、トスカーナのテロワールを生かして作ったワインです。ふくよかで柔らかい口あたりとしっかりとしたストラクチャー、熟成感が特徴的。とても上品なワインに仕上がっています。

シチリア島の太陽の光をたっぷりと浴びで育ったぶどうから作られるワインです。ラベルにはシチリア島に伝わる愛を歌った楽譜がデザインされています。その味わいは、芳醇な果実味とコクのあるボディが特徴。通にも好まれる本格派ワインです。

ワイン作りにおいて500年以上の歴史を持つゼッカ家が手がけるワインです。多くの高品質なワインを輩出しており、プーリア州トップクラスのワイナリーと言われています。そんなワイナリーが作るワインである『ドンナ・マルツィア カベルネ・ソーヴィニヨン バリック』は、しっかりとした濃いルビー色と熟した赤系果実の風味、スパイシーなアロマが特徴の一品。本格派ワインをお手頃な価格で楽しみたい方におすすめです。

イタリア東部のマルケ州の中でも最南端でワイン作りを行うヴェレノージ。最近、レベルの高いワインを作ることで注目を集めています。その味わいは、ブルーベリーやレッドチェリーといった果実味とスミレのようなアロマ、豊富なミネラル感、いきいきとした酸味が特徴のワインです。

マルケ州を代表するワイナリーであるウマニ・ロンキ。数多くのワインを生み出しているワイナリーですが、このヨーリオはそんな中でもデイリーで味わえる価格と、価格に見合わない高品質さが特徴のワインです。まろやかでフルーティーな味わいとしっかりとしたタンニン、リコリスのアロマがハイレベルにまとまった一品。イタリアワインの中でも格段にコスパが良いワインです。

イタリアの中でも果実味豊かなワインが多く作られるプーリア州。地中海に囲まれた島で作られたこのワインも例外に及ばず強烈な果実味を持ったワインです。また、ワインの特性に合わせて選択された樽から生まれるアロマは複雑なかつ魅惑的で、飲むものを魅了します。価格も抑えめなので、まさにイタリアなワインをお手頃に飲みたい方におすすめです。

人気漫画『神の雫』で一躍有名になった「カサーレ・ヴェッキオ」を生み出したファルネーゼ社が手がけるワイン。イタリア南部のバジリカータ州で作られるワインは気候の良さにより力強く濃いワインを生み出します。黒系果実の力強い味わいを楽しみたい方におすすめのワインです。

樹齢10年の若いサンジョヴェーゼと20年のサンジョヴェーゼをブレンドして作られたワインです。比較的若木から作られるワインはフレッシュで透明感のあるアロマと味わいが特徴。赤系果実のフレッシュさがそのまま綺麗に現れた繊細なワインです。フルーティーなワインが好きな方におすすめです。

イタリアを代表する高級ワインである「ルーチェ」のセカンドワインである『ルチェンテ』セカンドとはいいながらも、使用するぶどうは同じ畑から収穫しているワインなので本格的。メルローのまろやかさとサンジョヴェーゼのストラクチャーがはっきりした味わいは本格的で飲むものを魅了します。高品質なワインを抑えめな価格で楽しみたい方におすすめです。

トスカーナの最高評価でもあるスーパータスカンとして30年以上にわたり君臨し続けるサッシカイア。そんなサッシカイアが送り出す『レ ディフェーゼ』は、ドライチェリー、ブラックベリーの豊かな果実味となめし皮とタバコのようなスモーキーなアロマ、シルキーなタンニンが高いレベルでまとまっている点が特徴。一度飲んだら忘れられない味わいのワインです。

イタリアのワインは開くまでに時間がかかると言われていますが、このサッシカイアは比較的若くから飲めるワイン。そんな中でもこの『グイダルベルト』は凝縮した果実味と複雑でエレガントな味わいが特徴。カシスやブラックベリーといった黒系果実の風味に加えて、杉や甘草、シガーのニュアンスを感じることができます。トップクラスのサッシカイアを楽しむなら、このワインがベストです。

ワインの名前にもあるマルカンダとは、「望みのない交渉」という意味。オーナーであるアンジェロ・ガイア氏がこの土地を得るために何度も交渉に臨んだことからつけられた名前です。それだけ素晴らしいこの土壌から作られるワインは、濃厚かつみずみずしい味わい。最高の土地から作られる最高級のワインです。

アマローネとヴァルポリチェッラを1対1で同量にブレンドしたワイン。名前にあるパリオとはラテン語で同量という意味です。良質なぶどうの房を選別して作られたワインは、ガーネットを帯びたルビーレッド。赤系果実のフレッシュな味わいが特徴的です。あまり濃すぎず、フルーティーなワインが好きな方におすすめです。

イタリア全土に10以上のワイナリーを持つアンティノリが、トスカーナの最高の畑から収穫したぶどうを使って作るワインです。サンジョヴェーゼを中心にメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンを使ってブレンド。イタリアのスーパートスカーナの王道とも言えるアッサンブラージュで作られています。美しいルビーレッドの色合いと複雑な果実味とアロマは、イタリアワインの中でも高いレベルにあります。

イタリアの土着品種の可能性を信じ、こだわり続けて生まれたワインです。使用している品種はモンテプルチャーノ、プリミティーボ、サンジョヴェーゼ等イタリア由来の品種ばかり。そこから生まれたワインは、さくらんぼやプラムの果実味とミントやタバコを感じさせるアロマ、スパイシーな風味がバランスよく配合された一品です。赤身の肉料理によく合うワインです。

世界で最も有名なアマローネとして知られるマァジ社の『コスタセラ アマローネ』です。ヴェネト州て最高級の畑で育つ、コスタセラのぶどうを陰干しして作られるワインは、スミレやオレンジピールを感じさせるアロマとブルーベリーのような果実味を味わうことができます。イタリアの高級ワインを試してみたい方におすすめです。

ピエモンテにて100年以上の歴史を持つ名門ワイナリーである『アンティノリ』が手がけるワイン。イタリアの代表品種であるネッビオーロ100%で作られたワインは深いガーネットの色調とカシスやブルーベリーといった黒系果実の豊かで複雑な味わいが特徴。若いうちはやや酸味が強いですが、熟成に伴いなめし皮やトリュフのようなアロマが現れます。長期熟成にも耐えられるワインなので、比較的オールドヴィンテージの購入をおすすめします。

トスカーナ州の小さな村『ブルネッロ』を世に広めるきっかけとなったワインです。今では高級ワインの代名詞ともいえるブルネッロ・ディ・モンタルチーノはイタリアの三大銘酒とも言われています。プラム等の果実香、杉の木を思わせる燻製香、柑橘系の香りが複雑に絡み合ったワイン。ハイレベルなブルネッロを飲んでみたい方におすすめです。

トスカーナを代表するスーパータスカンであるこのワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン比率の高さから本来は原産地呼称ができないものの、あまりの素晴らしさから特例として認められたワイン。法を変えてしまったワインとして有名です。その味わいは、芳醇な果実味とシルクのような滑らかな口あたり、しっかりとしたストラクチャーが特徴。イタリアトップクラスの高級ワインと言えるでしょう。

イタリアを代表するワインである『アマローネ』は、日本語にすると苦味という意味。収穫したぶどうを陰干し、水分を蒸発させて作ることで複雑なアロマと苦味を生み出します。水分が少ない分、収穫量も減るため価格は上がりますが、品質は最高。真のアマローネを味わいたい方におすすめです。

世界的にも有名な偉大な醸造家であるヴィットリオ・フレスコバルディ氏とロバート・モンダヴィ氏が共同で作った高級ワインです。夏冬昼夜の温度差が大きい気候で作られたワインは、ストラクチャーのしっかりした味わいと複雑なアロマが特徴。セカンドラベルのルチェンテと見た目が良く似ていますので購入時はご注意を。

徹底して世界最高品質を追い求めるアンジェロ・ガイア氏が手がけるワイン。チェリーやプラム、ブルーベリーといった赤・黒双方の果実味と、薔薇や黒胡椒のようなアロマ、シルクのような口あたりとしっかりとしたタンニン、適度な酸味。全てがバランスよく配合された世界で見ても最高レベルのワインです。※ ヴィンテージによって価格が変わるためご注意ください。

漫画『神の雫』にて第六の使徒として選ばれて以来人気殺到のワインです。比較的購入しやすい価格のため、リリースの都度、少ない割り当てを巡って世界中で争奪戦が繰り広げられる一品です。漫画内ではカンヌビ・ボスキスと紹介されていますが、今はアレステに改名されています。味の秘訣は最上区画のぶどうのみを使用して作られている点。薔薇、チョコレートのアロマとベリー系の果実味が強く、渋味と酸味のバランスも絶妙。世界で見ても最高レベルのワインです。