「Yamay SW020 スマートウォッチ」を徹底レビュー|日本語対応万全、初心者向けのスマートウォッチ
Amazonや楽天等で「スマートウォッチ」と検索すると、よく検索結果に出てくる「Yamay スマートウォッチ」
スマートウォッチに興味があって、検索したことのある方であれば、一度は見たことがあるのではないでしょうか?
3,000円〜4,000円くらいのお手頃な価格で販売されており、なおかつ商品のレビューも多く記載されており、購入されている方も多い機種です。
筆者は、みんなと同じ機種を使うのはあまり好きではないのですが…
でも、多くの方が購入されているので気になってはいました。
今回は、そんなYamayのスマートウォッチの中でも、やや価格が高い部類に入る「Yamay SW020」についてレビューしていきます。
実際に使ってみると、日本語の対応が充実しており、機能も親切な設計になっているので、スマートウォッチ初心者の方におすすめできる機種だと感じました。
また、高いとは言っても、4,000円前後で購入できるので、一般的なスマートウォッチと比較したらかなりお値打ちな価格です。
今回は、
- 正直、機械は苦手。あまり難しい設定はしたくない
- 初めてスマートウォッチを買うので、設定がわかりやすい機種がいい!
- 通販サイトでよく見る「Yamayスマートウォッチ」の機能って実際どうなの?
という方向けに、「Yamay SW020」についてレビューしていきます。
この記事を読めば、Yamay SW020の実力を知り、購入すべきかどうか、判断することができるようになります。
ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
- 1. 今回ご紹介する商品「Yamay SW020」
- 2. Yamay SW020の「デザイン」について
- 3. Yamay SW020の「重量」について
- 4. Yamay SW020の「つけ心地」はどうか?
- 5. Yamay SW020の「付属品」は?
- 6. Yamay SW020の「画面メニュー」
- 7. 専用アプリ「VeryFitPro」について
- 8. Yamay SW020の「充電方法」と「充電時間」
- 9. Yamay SW020の「バッテリーの持ち時間」はどうか?
- 10. Yamay SW020の「防水性能」について
- 11. Yamay SW020の「通知機能」について
- 12. Yamay SW020の「睡眠測定機能」について
- 13. Yamay SW020の「ウォーキング機能」について
- 14. Yamay SW020の「カメラ制御機能」について
- 15. Yamay SW020の「音楽再生機能」について
- 16. Yamay SW020の「端末を探す機能」について
- 17. Yamay SW020 のレビューまとめ
- 18. 今回ご紹介した商品「Yamay SW020 スマートウォッチ」
今回ご紹介する商品「Yamay SW020」
日本語対応が充実しており、設定も簡単。
初心者の方、機械が苦手な方でも使いやすいスマートウォッチです。
もちろん、活動量計、睡眠測定といった基本的な機能も搭載。
価格も4,000円前後と、機能面、価格面でバランスのとれた機種です。
Yamay SW020の「デザイン」について
外箱
こちらが、Yamay SW020の外箱です。
黒を基調としたシックなデザインが特徴です。
センスを感じるデザインで、期待できますね。
裏面のデザインです。
各種機能についての説明が英語で記載されています。
また、専用アプリのQRコードが記載されていますね。
上面にも同様に、専用アプリのQRコードが記載されています。
横から押し出す形で、中箱を出すことができます。
黒をベースとしたデザインの中に、オレンジの文字がデザインセンスを感じます。
最初、中箱の開け方がわからなかったのですが、右側がマグネット式になっていて、開けることができます。
開けると、中に説明書や保証書が入っていますね。
全体的にセンスの良いデザインだと感じました。
本体
本体のデザインは、フェイスがやや大きめで、多少の圧迫感は感じつつも、その分文字盤の内容は見やすそうです。
広げると上記のような形に。
ベルト穴が1列に2つ空いており、装着しやすそうです。
装着したイメージ
装着したイメージがこちら。
筆者は、男性の中では腕が細い方なので、やや圧迫感を感じます。
もしかしたら女性の方は、ややサイズが大きいと感じるかもしれません。
見た目、固そうなバンドですが、実際はとても柔らかく、付け外しがしやすい点がGOODです。
Yamay SW020の「重量」について
重量を測ったところ、「38.4g」という結果でした。
スマートウォッチの中では、やや重い方になりますが、装着していて苦になるレベルではないと思います。
筆者は睡眠測定で使うので、寝ている時もつけっぱなしですが、そこまで違和感は感じないですよ。
Yamay SW020の「つけ心地」はどうか?
装着した感触は、「思ったより違和感を感じない」という点です。
格安スマートウォッチの中ではやや重めの38.4gですが、装着していて重いと感じることはありません。
また、フェイスのサイズは大きいですが、邪魔になるような形ではないので、思っていたよりもすっきりしています。
Yamay SW020の「付属品」は?
付属品は、「本体」「マニュアル2点」「専用充電ケーブル」「保証書」、そして「楽しい場合?」というメッセージカード。
充電ケーブル
充電はYamay SW020専用の充電ケーブルです。
この充電ケーブルをなくしてしまうと、充電ができなくなってしまうので注意してください。
万が一無くしてしまった場合は、充電ケーブルだけ別で購入することもできますよ。
マニュアル
マニュアルは完全日本語対応されています。
初めてスマートウォッチを使う方にとって、マニュアルはとても重要です。
中を開いてみると、図や写真を多く用いた、わかりやすいマニュアルになっています。
筆者もこのマニュアルを見ながら設定しましたが、とても簡単に設定できましたよ。
日本語対応された、わかりやすいマニュアルがついているので、初めてスマートウォッチを購入するという方でも安心です。
メッセージカード
こちらのメッセージカード、デザインにこだわりがあったので中身を紹介します。
まず、「楽しい場合」という表紙をめくってみると…
よければ、こちらの商品をご紹介ください。というメッセージが。
さらに、裏返してみると、「不満な場合?」というメッセージ。
こちらもめくってみると…
サポートのメールアドレスが記載されています。
内側は、上下反対になっており、めくるとそれぞれメッセージが読めるようになっています。
ちょっとしたところですが、こういった工夫からセンスを感じますね。
Yamay SW020の「画面メニュー」
Yamay SW020の画面メニューは、他のスマートウォッチ同様、フリック操作(上下左右に指を動かす操作)で各種メニューを開くことができます。
こちらが、メニューの遷移図です。
少しだけ複雑なのが、「音楽コントロール」や「タイマー」機能を使う場合は、一度右にフリックしたあとで、下にフリックする必要がある点です。
右→下という順にフリックする機種は初めて見ました
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば問題なく使えると思います。
続いて、画面メニューを見ていきましょう。
こちらが最初表示される画面メニュー(文字盤デザイン)です。
フェイスのサイズが大きいため、多くの情報がわかりやすく配置されている点がGOODだと感じます。
▼ 表示される情報
- 日にち
- 曜日
- Bluetooth接続状況
- バッテリー状況
- 時刻
- その日歩いた距離
- 目標達成割合(距離)
- その日消費したカロリー
- 目標達成割合(カロリー)
- その日歩いた歩数
- 目標達成割合(歩数)
正直、こんなにたくさんの情報を表示してくれるスマートウォッチは見たことがありません!
続いて、右にフリックした際に表示されるメニューです。
デザインと配置が良いので、とても見やすいです。
▼ 表示されるメニュー
- スポーツ
- 心拍数
- リラックス
- 目覚し時計
次に、右 → 下とフリックした際に表示されるメニューです。
最初は、この右 → 下というフリック操作に戸惑うかもしれませんが、慣れれば違和感なく使えます。
▼ 表示されるメニュー
- 音楽コントロール
- タイマー
- 設定
- 運動レコード
続いて、メイン画面から下にフリックしてみましょう。
すると、その日歩いた歩数が表示されます。
時間別の歩数グラフも表示されるのでわかりやすいです。
▼ 表示される情報
- その日歩いた歩数
- 歩数目標
- 歩数グラフ
さらに下にフリックすると、その日歩いた距離が表示されます。
こちらも、時間別に歩いた距離をグラフで表示してくれます。
▼ 表示される情報
- その日歩いた距離
- 距離目標
- 距離グラフ
続いて、その日消費したカロリーも表示してくれます。
グラフ表示はとてもわかりやすいですね。
▼ 表示される情報
- その日消費したカロリー
- 消費カロリー目標
- 消費カロリーグラフ
最後に、歩数、距離、カロリーの統計が表示されます。
こちらは1週間単位で表示されます。
この1週間、どれくらい運動したかが一目でわかります。
▼ 表示される情報
- 目標達成割合(歩数)
- その週に消費したカロリー
- その週に歩いた距離
- その週に歩いた時間
メイン画面から左フリックした際に表示されるメニューがこちらです。
よく使う設定メニューが、ボタンとして配置されています。
左フリックと選択だけで設定ができるのでとても便利です。
▼ 設定できる内容
- 常時心拍計測のON/OFF
- 自動画面点灯のON/OFF
- ナイトモードのON/OFF
- スマートフォンを探す
メイン画面から上にフリックすると、過去に受け取った通知を確認することができます。
メニューの量が豊富な分だけ、最初は操作になれないかもしれませんが、慣れるととても使いやすいですよ。
専用アプリ「VeryFitPro」について
VeryFitPro
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Yamay SW020の細かな設定や各種測定結果の確認は、専用アプリ「VeryFitPro」で行います。
Yamay SW020本体で設定を行ったり、測定結果の確認を行うこともできますが、専用アプリ「VeryFitPro」の方がより細かな設定や確認を行うことができます。
また、専用アプリと連携させないと、日時が初期設定のままになるので、必ず連携するようにしてください。
専用アプリ「VeryFitPro」と連携すると、上記のような設定画面が表示されます。
主な設定メニュー
メニュー | 内容 |
---|---|
着信通知 | スマホ側で着信があった場合に通知させるかどうかを設定します。 |
座りすぎアラート | 長い時間座りすぎている場合の通知設定を行います。 |
アラーム | 時間が来たら自動でアラームを鳴らす設定をします。 |
メッセージ通知 | スマホ側アプリの通知を、Yamay SW020に通知させるかどうかを設定します。 |
ミュージックコントロール | 音楽制御を行うかどうかを設定できます。 |
心拍数測定 | 自動心拍測定を行うかどうかを設定できます。 |
手首の動作でディスプレイを表示 | 手首を上げた時に自動で画面表示をONにするかどうかを設定できます。 |
ヘルスケア | 月経設定、排卵リマインダー設定を行うことができます。 |
その他詳細設定 | 言語設定、ナイトモードの時間設定等を行うことができます。 |
ファームウェアのアップグレード | ファームウェアのアップグレードを行うことができます。 |
Yamay SW020の「充電方法」と「充電時間」
充電方法
Yamay SW020の充電は専用のケーブルを使って行います。
パチンとはめ込むタイプの充電ケーブルで、向きを間違うとうまくはまりません。
少しわかりづらいですが、上記写真にある通り、充電ケーブル側の四角い部品とスマートウォッチ本体側の穴をはめ込むことで充電ができます。
うまくはまると、上記のように設置がされ、充電が開始されます。
充電時間
Yamay SW020の充電時間はすごく早く、2時間もあればゼロからフル充電されます。
充電時間はとても早いと感じます。
筆者は睡眠測定のためにスマートウォッチをつけっぱなしにしています。
充電は、お風呂に入っている時間に行っていますが、それだけで十分充電できますよ。
Yamay SW020の「バッテリーの持ち時間」はどうか?
Yamay SW020のバッテリー持ちは、とても良いです。
バッテリーを消費する、「睡眠測定」「リアルタイム心拍測定」を使っていますが、1日にだいたい5〜6%くらいのバッテリー消費。
1回の充電で15日ほどは持ちます。
日々、充電するのは手間という方にとっては、とても良いスマートウォッチだと思います。
Yamay SW020の「防水性能」について
Yamay SW020は、スマートウォッチの中では最高ランクの「IP68防水」という防水等級です。
IP68防水は、長時間水没しても浸水しないレベルです。お風呂やプールでも使えるレベルです。
残念ながら、スポーツモードにスイミングは存在していないようですが、性能上は使えると思います。
Yamay SW020の「通知機能」について
スマートフォンの通知を、Yamay SW020にて受け取る機能です。
専用アプリ「VeryFitPro」にて、どのアプリからの通知をONにするかを設定できます。
個別で通知できるアプリは以下の通りです。
- カレンダー
- メール
- SMS
- Facebook Messanger
- LINE
- Viber
- Skype
- Kakao Talk
- VKontakte
- Gmail
- Snapchat
- Telegram
- yahooMail
聞いたこともないようなアプリも多いですが…
LINEやTwitter等のメジャーアプリも多いのでありがたいです。
なお、上記以外のアプリからの通知は受け取れないようです…
上記に記載がないアプリから、通知を受け取りたい方は注意してください。
Yamay SW020の「睡眠測定機能」について
Yamay SW020には、他のスマートウォッチ同様、睡眠測定機能が搭載されています。
が、正直この機種の睡眠測定機能は、測定項目が少なく、目安程度にしかならないと感じています。
具体的な測定結果をみていきましょう。
まず、測定結果を見ると上記のような画面が表示されます。
深い眠り、浅い眠り、中途覚醒(夜中目が覚めた時間)が表示されます。
画面中央を選択すると、睡眠の深さをグラフで表してくれます。
…これで以上です。
例えば他のスマートウォッチに搭載されている統計機能は付いていないようです。
もし、睡眠測定を目的にスマートウォッチを購入したいということであれば、別の機種の購入をおすすめします。
Yamay SW020の「ウォーキング機能」について
最近、運動不足解消のためにウォーキングを行なっている方、増えてきましたね。
スマートウォッチのウォーキング機能を使えば、日々のウォーキングを測定し、記録に残してくれるので便利です。
筆者も、最近運動不足なので、定期的にウォーキングをしています。
ウォーキング測定開始方法
Yamay SW020のウォーキング測定を開始は、以下の手順で行います。
▲ 専用アプリ「VeryFitPro」ホーム画面の下にある「+」ボタンを選択後、地図アイコンのようなボタンを選択します。
▲ すると、上記のような画面が表示されます。
最初は「ランニング」の設定になっているので、右上の「・・・」を選択します。
▲ 各種ワークアウトメニューが表示されるので「ウォーキング」を選択し、「▶︎」ボタンを選択します。
▲ すると、カウントダウンのあとで、ウォーキング測定が始まります。
▲ ウォーキングを開始すると、スマートウォッチ側の表示も変わります。
歩いている途中に、「今どれくらい歩いたかな?」と確認することができるので便利です。
ウォーキング測定終了方法
ウォーキングを終了する場合は、以下の手順を行なってください。
▲ 画面右下の停止ボタン(◼️ボタン)を選択してください。
すると、「終了しますか?」と聞かれるので、「終了する」を選択すると測定が停止されます。
測定結果
ウォーキングの結果は、以下のような画面で確認することができます。
やや、測定項目数が少ないですが、歩いたルートや距離、歩数、消費カロリーといった基本的な測定項目は用意されています。
なお、1回のウォーキングで、測定してくれる項目は以下の通りです。
- ルート(地図上に表記)
- 歩いた距離
- 歩数
- 時速(km/時間)
- ワークアウト時間
- 消費カロリー
- ペース(1kmごとの時間)
- 平均心拍数
- 心拍数グラフ
- 心拍数区間の詳細
Yamay SW020の「カメラ制御機能」について
スマートウォッチの操作にて、スマホのカメラを使って撮影できる便利な機能ですが、Yamay SW020にはカメラ制御機能がついていないです。
今後の機能追加に期待ですね!
Yamay SW020の「音楽再生機能」について
スマートウォッチの操作で、音楽の再生、一時停止、曲送り、曲戻しを行うことができる「音楽再生機能」。
ウォーキング中など、スマートフォンが使いにくい場面でとても役に立つ機能です。
Yamay SW020にて音楽再生機能を使うには、まずスタート画面から右→下とフリックして、「音楽コントロール」を選択します。
すると、上記のような画面になります。
真ん中のボタンで再生と一時停止を、左右のボタンで曲送り、曲戻しができます。
1点、注意点として、Yamay SW020にて音楽再生機能を使うためには、事前にスマートフォン側で音楽アプリを起動しておく必要があります。
事前にアプリが起動していないと、音楽再生機能が動きませんので注意してください。
Yamay SW020の「端末を探す機能」について
あれ?スマートフォンが見つからない…どこにいった??という経験、誰もがあるのではないでしょうか?
そんな時に役に立つのがこの「端末を探す」機能。
Yamay SW020の操作で、スマホを鳴らして、見つけることができます。
使い方はとても簡単で、メイン画面から左にフリックし、上記のボタンを押すだけです。
ただ、スマートフォン側がマナーモードになっていると音が出ず、「ブーブー」とバイブが鳴るだけなので、注意してください。
Yamay SW020 のレビューまとめ
いかがでしたでしょうか?
格安スマートウォッチと聞くと、機能も貧弱で日本語にも対応していない。という機種が多いですが、この「Yamay SW020 スマートウォッチ」は、しっかりと日本語対応されており、機能も価格もそれなりに整っているという結果でした。
睡眠測定の機能が弱かったり、カメラ制御機能がないといった弱点はありますが、この価格であれば十分満足できるレベルではないでしょうか。
スマートウォッチを初めて購入する、難しい設定はしたくない、機械は苦手といったかたには絶対におすすめできるスマートウォッチだと思います。
最後に、Yamay SW020 スマートウォッチの良かった点、悪かった点をまとめますので、参考にしてください。
良かった点
- 日本語完全対応
- 初期設定が簡単
- バッテリーの持ちが良い
- 複雑な設定をしなくてもすぐ使える
悪かった点
- 睡眠測定機能の項目が少ない
- カメラ制御機能が搭載されていない
- 音楽再生の際に、曲名が表示されない
今回ご紹介した商品「Yamay SW020 スマートウォッチ」
日本語対応が充実しており、設定も簡単。
初心者の方、機械が苦手な方でも使いやすいスマートウォッチです。
もちろん、活動量計、睡眠測定といった基本的な機能も搭載。
価格も4,000円前後と、機能面、価格面でバランスのとれた機種です。